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所在地:枚方市渚本町
最寄駅:京阪本線「御殿山」下車、駅前広場の前の道を左手に入る。約150m程行くと5差路あり、右(狭い道)へ曲がりすぐ |
当山はもとは南寺と称し真言宗であったが、文治年間(1185〜90年)信寂上人が法然上人に帰依して改宗、弁誉上人のとき知恩院末となった。
1681年(延宝9年)の『寺社改』には「知恩院末白雲寺 看坊生誉」とある。
当山の詳しい来歴などは大坂の陣での兵火に遭ったことに加え、寛文年間(1661〜73年)の火災で堂宇や古記録が焼失し、詳細は不明とのことである。
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[参考資料] 『枚方市史(昭和26年版)』 |
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白雲寺の山門。
御殿山の東側斜面にあり、閑静な佇まいである。 |
現在の本堂は明治33年の再建。
本尊は阿弥陀菩薩。
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山門をくぐったところにある地蔵堂。
祀られている地蔵尊は「浦の地蔵」と呼ばれ、もとは禁野浦の野原にあったものを(万治2年)御殿山の西方に移し、(明治33年)頃当寺の境内に移した。伝教大師の作とも伝えられ、地元の人の信仰が厚いという。 |
境内墓地の一角にあった大日堂。
堂の中は大日如来ではなく、石の地蔵尊が納められてあった。
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境内墓地にある墓石のほとんどが江戸時代初期に建てられたものであり、当山の歴史を物語っている。 |
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河内三十三所観音霊場 |
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[2008年8月19日参拝] |
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