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霊場参拝
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第21番
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紫金山 雲林寺 所在地:枚方市私市6丁目
最寄駅:京阪交野線「私市」下車、北へ500m
当山の本尊阿弥陀仏は定朝様式を承けた鎌倉時代の立像で、開創はその時代まで遡ると見られるが、中世の頃の記録や伝説は全く残っておらず、不詳である。
 現存する記録では、1628年(寛永5年)から始まる過去帳があり、浄土宗の法名が代々記されている。これによると1702年(元禄15年)に亡くなった弁了和尚を中興としており、この人の在世中に寺観が大いに整ったものと思われる。
 その後、幕末の1853年(嘉永6年)本堂が朽ち損じたので、その建て替えを大坂町奉行所及び領主に願い出て許可されたが、再建費用が容易に集まらず、そこで当寺には領主越智家代々の位牌をまつり供養していることをアピールし、同家より喜捨を得ることが出来、再建に漕ぎつけたと伝わる。
当寺院を昨年3月に訪れた時は改装工事中であったため参拝を断念し、後日訪れたところ、工事は完了していたが門扉は閉ざされており、無住の状態であり、今回も同様も同様であった。

[参考資料] 『交野市史 神社と寺院』 交野市編 
改装中の雲林寺山門 雲林寺山門
 
平成20年3月に訪問した時には、寺院は改装工事中であった。 その後、数回訪問したが、門は固く閉ざされたままであった。

雲林寺本堂
改装中の雲林寺本堂
平成20年3月訪問時は本堂も正面の廊下などの張り替え工事がおこなわれていた。 
現在の本堂は1855年(安政2年)領主越智家の喜捨により再建がなった。
門扉越しに覗いたところでは、改装工事は完了しているようであった。近所の人に聞くところによると、大阪市内の寺院が管理しているとのことで、改装後も無住の状態が続いている。
国道168号線、私市植物園入口の信号のそばにある大師堂。元は雲林寺の境内で弘法大師を祀っていたのを現在地に移したと伝わる。
雲林寺の宗派は浄土宗であるが、弘法大師を祀っていたところから、かっては真言宗であったのかもしれない。
鍵が掛かっており、堂の中の様子は分らなかった。
雲林寺太子堂
石像が祀られているお堂 お堂の中の石像
大師堂の隣のお堂の扉は粗い格子で、中が覗ける。中には20体以上の石像が安置されていた。
ご朱印
河内三十三所観音霊場
[2009年2月23日参拝]

寺院-255/TTL-673

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