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所在地:高槻市真上町4丁目
最寄駅:JR東海道線「高槻」下車、市営バス「下の口」OR
「堅田」方面行きで 「真上」下車、JAの所入る、北東薬400M |
当山は現在は真言宗大覚寺派に属しているが、その開基は天平年間(729〜49年)行基菩薩によると伝わるも、詳しい寺伝などは焼失しており、詳細は不明。
時代が下がり、慶長年間(1596〜1615年)に槇尾の明忍和尚により、真言律宗として再興された。更に江戸時代になり、1667年(寛文7年)に教存律師により、堂宇が造営され、当山ではこれを中興としている。
以後、弘法大師の信仰が深まり、信者の群参が見られたが、幕末に至り衰退し、1869年(明治2年)実玄和尚が入山するまでの約40年間無住職の状態が続いたが、実玄和尚により大修理が加えられ昭和に至っている。
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[参考資料] 『峰尾山 地蔵院』 地蔵院パンフレット
『摂津国八十八ヶ所霊場案内記』 古寺顕彰会発行 |
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現在の本堂は1987年(昭和62年)に新築完成した。
本尊は地蔵菩薩、脇士は室町時代の作と伝わる持国天、多聞天、掌善童子、掌悪童子を安置する。 |
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本堂の前の宝篋印塔は1725年(享保10年)の建てられたもの。 |
境内の墓地にあった五輪塔。高さは4.8mのある大きなもので、尊勝院ダラニ塔というそうである。まわりを1周したが建立時期は確認できなかった。 |
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左の写真は頂いたパンフレットに掲載されていた寺院の全景写真で、かっては森に囲まれて存在していたが、現在は道を1つ隔てたところまで、開発の波が押し寄せて来ており、写真の当時の面影は全く無い。 |
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摂津八十八ヶ所霊場 |
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[2005年2月14日参拝] |
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