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所在地:交野市星田2丁目
最寄駅:JR学研都市線「星田」下車、東へ徒歩約800M
星田神社に隣接する。 |
星田寺は星田神社に隣接し、同社の神宮寺であったので宮寺と呼ばれる。
下記、『日本歴史地名体系』によると、「開創年代は明らかでないが、河内長野市金剛寺蔵『金剛界大灌頂次第』奥書には「長治二年(1105年)6月6日書了 星田寺」とみえ、平安時代に存在が確認される」とある。
中世の寺暦は不明だが、寺域内に室町様式の一石五輪塔を多数保管し、河内守護職畠山氏の臣で当地の豪族星田家の祖小松城主遠藤昌親の弟昌俊の墓塔と伝わる五輪塔が存在し(廃小松寺の場所に在った:現在はゴルフクラブ四条畷のコースになっている。)、戦国時代には星田家の菩提寺であったと思われる。
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[参考資料] 『交野市史』 交野市編
『日本歴史地名体系』(大阪府の地名編) 平凡社 |
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星田寺山門。 |
星田寺本堂。
本尊は不動明王は室町時代の作。 |
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星田寺観音堂。
堂内に安置の十一面観音立像は、旧小松寺の根本草堂の本尊であったもので、小松寺が既に廃寺になっていた1703年(元禄16年)に、星田神社の古宮の北に観音堂を建て、その中に祀られたが、明治初年の神仏分離の際に現在地に移された。交野市指定文化財。
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境内にある五輪塔。室町様式と伝わるものらしい。 |
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[2008年3月8日参拝] |
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