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所在地:交野市星田2丁目
最寄駅:JR学研都市線「星田」下車、東へ徒歩約800M |
当社の創建の年月は明らかでないが、 伝わるところによると、大昔この地に1本の大杉があり、村ではそれを氏神として祀っていたが、この木が枯れた後もその芯をご神体として祀られ、また小さな祠が建てられ、饒速日命が祀られていたという。
宝永年間(1704~11年)巌船明神を氏神とする星田、私市、田原、南田原の村々の間で宮座についての争いがあり、その後巌船の神霊をそれぞれの村に遷して祀ったといわれる。
交野の村々に住吉4神の神殿が建てられ以来、これが主神となり、他の村の神社が饒速日命を祀らなくなった中、当社のみが古来の氏神である饒速日命を古宮として祀り続け、現在に至っており、その祭祀の伝統がよく守られている。
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[参考資料] 『交野市史』 交野市編 |
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星田神社の正面鳥居。
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星田神社の拝殿。
本殿は私部の住吉神社同様、奈良春日神社の旧殿を譲り受けている。 |
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星田神社は末社が多くあり、本殿の北側に集められている。
正面、石の鳥居の奥にある宮は「古宮」と呼ばれ、当地に古くより祀られていた「交野大明神」で、饒速日命、素戔鳴命、仁徳天皇を祀る。
当社の境外社に小松神社(星田妙見宮)がある。 |
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[2008年3月8日参拝] |
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