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史 跡
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交野山の遺跡 所在地:大阪府交野市倉治
最寄駅:JR学研都市線「津田」下車、駅前バス通りを南へ、「倉治」
機物神社を左へ、「源氏の滝」まで約30分、そこから頂上まで約40分
 交野山は古代より信仰と結びついた山で、その遺跡も多く、山頂付近は交野市の史跡に指定されている。

[参考資料] 『日本歴史地名体系』(大阪府の地名編) 平凡社
交野山史跡-1 山頂の観音岩という大岩が展望台となって居るが、、この岩には山岳宗教の名残である梵字が彫られており、岩の壁に六十六部の法華経を納めたという四角い穴が穿たれている。後になって観音信仰と結びついている。
山頂に近い山腹の一角に「岩倉開元寺跡」がある。
奈良時代に興福寺の僧であった宣教大師の開基と伝えられる。鎌倉時代には、30近くの伽藍があったと伝えられ、周辺の谷や尾根から仏塔の屋根瓦が発見されている。
また、土塁の跡があり、鉄ヤジリなどが発掘され、ここで戦があったことなども伺われる。信長の石山攻めの時、信長に盾ついた比叡山の僧兵がこの地にこもっていたので焼き払われたという。
交野山史跡-2
交野山史跡-3 上記「開元寺跡」から更に下がったところに「開元寺多宝塔跡」の石碑が建っている。

史跡-008/TTL-105

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