2005.04.14 更新 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ハードディスクの異常を事前にチェックしたい。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「S.M.A.R.T.」診断ソフトでチェックする。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ハードディスクの寿命は約5年といわれているが、もちろんこれは、機器の出来不出来や使用状態によって異なってきます。 いずれにしても、ハードディスクを長い期間使っていくうちに、ディスク表面に傷がついたり、 信号系統に異常が発生したりと、物理的に故障する確率が高くなっていきます。 ハードディスクは、ささいな異常ならば、自動的にそれを修復して使用を続けていく仕組みになっています。 たとえば、ディスク表面の一箇所に微少な傷がついただけならば、その部分を読み書きしないようにすることによって、 まるで何ごともなかったかのように作業が続けられていきます。 しかし、状態の悪化が進んであちこちに傷がついていくと、修復していくことが不可能になり、 致命的なエラーを引き起こすことがあります。 いわゆる、ハードディスクのクラッシュという現象です。 利用者にとっては、直前まで正常に動作していたのに、いきなりハードディスクが壊れたように見えます。 多くの場合は、かなり以前から、さきほど述べたような修復があちこちで行われていたのです。 つまり、ほとんどの場合、ハードディスクは突然壊れるのではなく、徐々に壊れているといったほうが正確でしょう。 ハードディスクが少しずつ壊れていくと、エラーの発生率が高くなったり、データを探す時間が長くなったりします。 また、温度が異常に高くなったり、モーターが一定の回転速度になるまでの時間が長くなったりすることもあります。 そこで、もし、このような状況の変化をチェックできれば、ハードディスクの「健康状態」をある程度判断することが 可能になるというわけです。 そして実際に、このようなハードディスク内部の各種の情報を監視するのが、 「S.M.A.R.T.」(Self Monitoring Analysis and Reporting Technology)という技術です。 最近では、ほとんどの IDE 接続のハードディスクに「S.M.A.R.T.」が搭載されている。 「S.M.A.R.T.」技術を利用してハードディスクの「健康状態」をチェックするオンラインソフト以下に示します。
S.M.A.R.T 情報は以下の通りである。 寿命が近づいて異常が増えてくると、パソコンの画面に警告のメッセージが表示されることがあり、 警告メッセージが表示されたら、速やかに状況を判断し、データのバックアップ、新しいハードディスクに交換等を行うこと。
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参考:PC Japan 2004/04 Page81、PC Japan 2004/05 Page32 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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