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WindowsXP にSP1aを適用した WindowsXP のセットアップファイルを作成したい。
WindowsXP のセットアップファイルとSP1aを統合する。
 
SP1a 適用済みの WindowsXP の CD-ROM を持っていない場合、再インストールするたびに SP1a を適用するのは時間もかかるし面倒である。 今後の再インストール作業に備えて、SP1a を適用したセットアップファイルを作成方法を紹介する。

(1) WindowsXP の CD-ROM の内容をハードディスクにコピーする。
Fドライブにある WindowsXP の CD-ROM の内容を、Dドライブのフ才ルダ「d:\winxp(仮定)」にコピーする為、 「ファイル名を指定して実行」で「xcopy /e /h /q f: d:\winxp」と入力し実行する。
Dドライブに指定フ才ルダが存在しない場合は、確認されるのでディレクトリの「d」を入力する。
約9分でコピーを終了します。
(2) マイクロソフトのWebサイトから、 WindowsXP の SP1a を入手する。
「差分インストール」と「全ファイルインストール」が用意されているが、「全ファイルインストール」を選択する。
ここでは、全ファイルインストール(xpsp1a_ja_x86.exe)を「d:\SP1」にダウンロードして保存する。
(3) ダウンロードした SP1a ファイルを展開する。
展開は、SP1a のファイル名(xpsp1a_ja_x86.exe)に「x」オプションを付けて実行すればよい。
実行は「ファィル名を指定して実行」で、「d:\sp1\spsp1a_jax86.exe /x」と入力し実行する。
ここでは、展開した、ディレクトリ、ファイルを同じディレクトリ「d:\SP1」に保存する。
(4) 展開したサービスパック(SP1a)の結合インストールを実行する。
実行は展開したサービスパック(SP1a)内の「update.exe」を「ファィル名を指定して実行」で、
「d:\sp1\update\update.exe -s:d:\winxp」と入力し実行する。
  正常に WindowsXP への結合インストールが終了すると「結合インストールが正常に完了しました。」とのメッセージが表示される。
(5) ダウンロードしたファイルや展開したファイルを削除する。
なお、展開したサービスパック(SP1a)の結合インストール実行時に一時ファイルの展開に使用したフォルダ(ランダムに英数字が組み合わされた名前:例えば、「14e591e0c」)がルートに残った場合にはこれも削除する。
(6) WindowsXP の再インストールを行う。
再インストールには、起動フロッピーディスクから起動し作成した「d:\winxp(仮定)」をインストールする方法と ブータブルCDを作り、CD-ROM から起動する方法がある。

起動フロッピーディスクの作成は、No.1043b により、 ブータブルCDの作成は No.1043a によります。
 
参考:PC Japan 2003/02 Page50、PC Japan 2003/04 Page129、PC Japan 2003/09 Page55
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