イカ刺し

 前々回でイカのちょっと凝った料理を作ったので、今回は思いっきりシンプルなイカ料理。イカ刺しの味はイカの鮮度と切り方で違ってくる。イカは新鮮なものから順に、半透明→斑模様→茶褐色→白と変色するので、鮮度を見分ける目安にしよう。また、プロは薄いイカの身にさらに包丁を横から入れて2枚〜3枚にするが、これは素人には不可能。家庭では今回の切り方がベストだと思う。

 

 材料

   イカ(スルメイカ・ヤリイカ等、できるだけ新鮮なもの)

   しょうが・醤油

 

@イカはワタをとった後、エンペラと呼ばれるミミをはずし、布巾などを使って皮をむく(ペーパータオルを使うと後片付けが楽)。皮の下には寄生虫がいることが多いので、見つけたら取っておこう。人間には無害と思われるが、気分のいいもんじゃないので。

A身を開いて残った内臓と骨をはずしてぺーパータオル等で良く拭く。水洗いは厳禁。

 その後、写真のように二枚に切り分けてから、赤線の方向に切っていく。

Bとにかく、一枚ずつ、できるだけ薄く切る。

 皿に盛り付け、おろししょうがを添えて完成。

 

 イカは鮮度がよければよいほど美味しい。ということは、市場から小売店に仕入れられるのは朝なので、店頭に並んでいるイカは、夕方よりは昼の方が、昼よりは午前中の方が鮮度がいいことになる。だから朝一で買ってきてすぐにイカ刺しにするのがベストということになるだが、朝からビール飲むわけにいかないしな……。

 

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