C/2001 Q4 NEAT
C/2001 Q4 NEAT 2004/6/13
Date 2004/6/13 21h46m14s(JST)- Exp60sec*20
Takahasi MT-130(D:130mm F6)+GPD+SBIG ST-7(0deg) 2X2binnig
撮影地 埼玉県深谷市
ダーク&フラット補正後 ステライメージ2にて、デジタル現像&擬似カラー
透明度の良い星空になりました。
LINEAR彗星を撮影後、望遠鏡の場所を庭に移して彗星を導入しますが、
随分北よりになり、もう少しで家の屋根で隠れそうです。
LINEAR彗星は、口径5cmの双眼鏡で見つける事が出来ませんでしたが、
こちらは、直ぐに見つかりました。
撮影してみると、広がったダストの尾と細いイオンの尾が未だあります。
イオンの尾は、フレームの端に近いところで折れ曲がっている感じです。
C/2001 Q4 NEAT 2004/6/5
Date 2004/6/5 21h21m57s(JST)- Exp30sec*
Takahasi MT-130(D:130mm F6)+GPD+SBIG ST-7(0deg)
撮影地 埼玉県深谷市
ダーク&フラット補正後 ステライメージ2にて、デジタル現像&擬似カラー
モノクロ反転画像は、20h53m08sより 2x2ビニング 60秒露出*17
右下の円内は、アンシャープマスク
暗くはなったものの、まだ5cm双眼鏡でも見ることができます。
私の画像では、尾も写りが悪いですが、星空へのいざない等の
空の暗いところで撮影された画像では、まだまだ立派な姿です。
また、小さく淡くなったものの、核付近のシェル構造も健在の様です。
C/2001 Q4 NEAT 2004/5/30
Date 2004/5/30 20h46m09s(JST)- Exp30sec*28
Takahasi MT-130(D:130mm F6)+GPD+SBIG ST-7(+5deg)
撮影地 埼玉県深谷市
ダーク&フラット補正後 ステライメージ2にて、デジタル現像&擬似カラー
日中は30度を越し暑くなりました。
天気予報では下り坂との事でしたが、良い月夜です。
夜になっても気温が高くて冷却CCDが冷えません。
彗星は暗くなったものの、月夜でも5cm双眼鏡で確認できます。
CCDのビニング無しでは、尾が良く分かりませんので、
右下に2X2ビニング&60秒露出で写した画像を反転して貼り付けておきます。
C/2001 Q4 NEAT 2004/5/29
Date 2004/5/29 19h48m12s(JST)- Exp30sec*13
Takahasi MT-130(D:130mm F6)+GPD+SBIG ST-7(+5deg)
撮影地 埼玉県深谷市
ダーク&フラット補正後 ステライメージ2にて、デジタル現像&擬似カラー
薄雲を通しての撮影で彗星のイメージも淡いです。
しかも、気温が高くて、CCDの温度も+5度での撮影となり、いっそうノイジーになってしまいました。
でも、明日からの天気予報も下り坂の様ですから写っただけ良しとしましょう、、
C/2001 Q4 NEAT 2004/5/25
Date 2004/5/25 20h37m51s(JST)- Exp30sec*60
Takahasi MT-130(D:130mm F6)+GPD+SBIG ST-7(0deg)
撮影地 埼玉県深谷市
ダーク&フラット補正後 ステライメージ2にて、デジタル現像&擬似カラー
天気も良く、北上して来たLINEAR彗星が見えるのではと急いで帰って自宅の前の道路の南側に望遠鏡を運んで撮影しましたが、
時既に遅し、農村公園のナイター照明と低空の透明度の悪さのために何も写りません。。。
しかたが無いので、望遠鏡を庭に運びなおして、NEAT彗星を撮影しました。
近くに三日月があることと、透明度が今ひとつで彗星の写りはけしてよくないですが、
未だ望遠鏡では丸いコマが良くわかります。
見やすい位置ですし、まだ当分良い撮影対象になりそうですね。
C/2001 Q4 NEAT 2004/5/21
Date 2004/5/21 20h24m25s(JST)- Exp30sec*32
Takahasi MT-130(D:130mm F6)+GPD+SBIG ST-7(0deg)
撮影地 埼玉県深谷市
ダーク&フラット補正後 ステライメージ2にて、デジタル現像&擬似カラー
台風一過でやっと晴れましたが、低空の透明度はあまり良くありません。
彗星は、14日に比べると幾分暗くなりましたが、
それでも5cm双眼鏡でも直ぐに見つかりました。
相変わらずコマばかり目立って、尾は見る事が出来ませんでした。
何時ものMT−130&ST−7で撮影しましたが、尾は撮影時のPC画面でも確認できません。
画像処理して、やっと真っ直ぐ伸びる2本のイオンの尾と、淡く幅の広いダストの尾が何とか確認できます。
ローテーショナルグラディエントやアンシャープマスクで処理しました。
そうそう、撮影風景は、こんな感じです。
空が明るくて悲しい、、、
C/2001 Q4 NEAT 2004/5/14
Date 2004/5/14 20h27m15s(JST)- Exp30sec*13
Takahasi MT-130(D:130mm F6)+GPD+SBIG ST-7(0deg)
撮影地 埼玉県深谷市
ダーク&フラット補正後 ステライメージ2にて、デジタル現像&擬似カラー
雲が多いながらも、やっとNEAT彗星にお目にかかれました。
5cm双眼鏡でも真綿のボールの様な姿がよく見えますが、尾はわかりません。
冷却CCDで撮影しても、撮影中のノートPCの画面では尾はわかりませんでした。
30秒露出で20数枚撮影したところで、また雲に隠れてしまいましたので、
薄雲の影響の少ない画像13枚ほどをコンポジットしてみると、広がった出すとの尾と
細く2本に分かれたイオンの尾がわかります。
この彗星は、各周辺のシェル構造も話題になっていますので、核付近を色々な方法で処理してみました。
微細構造を見るにはもう少し焦点距離が欲しいところですが、それでもそれらしい構造が見えてきました。
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