C/2001 RX14(LINEAR)

C/2001 RX14 (LINEAR) 2002/1/4
Date 2002/1/5 0h53m02s(JST)- Exp60sec*50
Takahasi MT-130(D:130mm F6)+Vixen GPD+SBIG ST-7(2X2) 0d
撮影地 埼玉県深谷市
ダーク&フラット補正無し
ステライメージ2にて、コンポジット&デジタル現像後擬似カラー 


 C/2002 V1 NEATを撮像後、かに星雲に接近している土星を写し、 この彗星を写しました。 冷却CCDのソフトかハードのどちらかが悪いのか分かりませんが、 冷却温度を−10度に設定しているのにもかかわらず、フルパワーのまま―25度以上に下がって チップが氷結してしまいました。 再度立ち上げてCCDの冷却温度を上げて撮像しましたが、 何だかノイジーな画像になってしまいました。  でも、彗星は安定した形と光度を保っているようですね。

C/2001 RX14 (LINEAR) 2002/12/27
Date 2002/12/27 3h24m56s(JST)- Exp90sec*15
Takahasi MT-130(D:130mm F6)+Vixen GPD+SBIG ST-7(2X2) -10d
撮影地 埼玉県深谷市
ダーク&フラット補正無し
ステライメージ2にて、コンポジット&デジタル現像後擬似カラー 

この彗星は、撮像の都合で毎回違う機材になってしまいましたが、小口径&CCDでは良い撮像対象ですね。  曲がりながら幅広くなっている尾も、ダストがメインなのか写り易い感じです。  近日点距離が大きいので、大きな変化は期待できませんが、長い間楽しめそうですね。

C/2001 RX14 (LINEAR) 2002/11/10
Date 2002/11/10 1h58m58s(JST)- Exp120sec*10
Takahasi MT-300(D:300mm F6) Takahasi EM-3500 SBIG ST-7(2X2binning -15d)
撮影地 群馬県高山村 県立ぐんま天文台
ダーク&フラット補正後 ステライメージ2にて、コンポジット後擬似カラー 



ぐんま天文台の観察用望遠鏡で撮像しましたが、冬型の天候で空気の揺れが激しく星像が大きくなってしまいました。 それに、何故かフラット補正が上手くいかなくて上部にバックグラウンドの差がついていしまいました。(^^;  彗星自体は元気で尾もフレームの外まではみ出しています。 所で、この尾は頭部から少し曲がって出ているような感じですね。 

C/2001 RX14 (LINEAR) 2002/10/14
Date 2002/10/14 3h24m56s(JST)- Exp120sec*10
Parks D:250mm F5 Takahasi NJP Starlight Xpress HX516
撮影地 埼玉県深谷市
ダーク&フラット補正無し
ステライメージ2にて、コンポジット後擬似カラー 



 明け方の、おおぐま座で尾を伸ばし始めたこの彗星を、借用中の冷却CCDカメラ Starlight Xpress HX516で 撮像してみました。 このカメラは、CCDに1/3インチのチップSony ICX084AL HyperHAD CCDを使った イギリス製のカメラです。 冷却温度の制御は出来ないのですが、コダックのチップを使ったST―7と 比べると、熱ノイズも少なく、ノイズの出かたも均一で処理し易い感じです。  私の、コダックのノーマルチップに比べて青感度が高いので、イオンテイルの撮像に期待出きるかな?と思っています。
 彗星自体は、明け方の空で見易い位置で、CCD画像では9′程の尾が見られますので、これからが楽しみですね。  この画像の撮影時は、透明度が悪くて北斗七星も何とかと言う感じでしたので、透明度の良い時に再度狙って見たいと思っています。  レタッチソフトの調子が悪くて、文字が入力できませんでた(T_T)