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言波理やまとのうた


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2012年 6月06日お知らせ

金星の太陽面通過    


先月5月21日の金環日食、6月4日の部分月食に引き続き、本日6月6日はもっと希少な現象である、金星の太陽面通過が天空で繰り広げられました。
この天体ショーラッシュといってよいくらいの事象が、短期間に集中しているのも何か意味があるのでしょうか?
金星の太陽面の通過は人類の観測史上今回で7回目とか。これでこの事象がどれだけ希少か私にもわかりました
                     
           ひのでから見た太陽面通過する金星 (写真 国立天文台/JAXA 提供)

今日は一日丁度休みでしたので、6時間も観察時間があると、お気楽になっていました。
北陸は天気も良いしラッキーデイ。
太陽グラスは金環日食時に売り切れ入手出来なかったので、又してもあり合わせの物で済まそうと、夫からもらった溶接用の防護グラスでいざ観測してみると、太陽を横切っているはずの金星のチョンが見えないではないですか!
やはり。

TVで映像を見る限りは余りに太陽と比較し金星が小さかったのでもしや肉眼では見えないのではとうすうす思ってはいました。インターネットで調べてみると、金星のチョンは小さすぎてよほど視力に自信がないと見えないようです。 観測に訪れた小学生の子などは見えたと喜んでいる映像がインターネットに流れていましたが、本当か?うそだろ?と内心疑問視してしまいました。若いからか?しかし、私も視力は1.5と1.2でそんなに悪くない(ド近眼でレーシック済みだが)。

さて、肉眼で見えないといってあきらめる訳にはゆきませんので、自宅の駐車場でグズるわが子を傍らに置き、双眼鏡も引っ張り出してグラスと合わせて(本当はこういう見方は駄目です)粘ってみました。
小さい点がしっかり見えました。

わーい

ついでに一か八かで写真も撮ってみようと
怖いもの知らずの私は普通のデジカメ(天文用のカメラではありませんので、カメラには太陽光は良くないのですが))とグラスを通してシャッターを切ってみた。後でPCの画面で大きい画像で確認すると、2枚だけ金星がわずかに確認できるものが撮れました(下の写真)。


天文台など立派な画像が沢山アップされているのでそちらも見てください。
http://hinode.nao.ac.jp/news/120606VenusTransit/ へのリンク
http://www.nao.ac.jp/news/topics/2012/20120606-venus-transit.html へのリンク

次回の金星の太陽面通過予定は105年後の2117年12月11日です。
金星にご縁があればきっと見られるでしょう。
次回もお楽しみに。

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