小屋組(=屋根の骨組み)の地組(=仮組) 2日目

折り置きの小屋組 太鼓梁に桁を上から組む 梁の下に基準の墨(後で仕上げて消す)
1日目で桁まで組み、2日目で母屋まで進んだ
赤松は特に捻れが出やすいので、調整作業が大変
継ぎ手に現れた捻れの様子。しかし
材料も継ぎ方も強度が高いので問題はない
ピタリと納まった直交する2本の太鼓梁
この精度が、丈夫な造りを生み出す
角垂木も組む 手刻みといっても工作機械は使う 尻挟み継や追掛け大栓継も仲間
この住まいで採用した四寸角の角垂木
角垂木は杉材を用い、目に軽やかな印象とした
継ぎ手や仕口が刻まれた梁の数々
全てが大工の手によって刻まれた技術の結晶
金輪継という形式の床梁の継ぎ手
長さに限りのある材料をつなぐのが継ぎ手である

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