木工事 その3

   
箱庇の骨組み 庇軒天 格子の枠
多雨日本に庇は必需。
部屋が暗くならない範囲で、なるべく大きくしたい
その骨組みは、柱、間柱にしっかりと止めつける
庇の軒天井は、屋内の天井と同じ杉板
壁際の隙間は、壁の空気を上部に流す工夫
庇は、飛び出る木端の傘としても機能する
格子の枠。格子は、デザインでもあり、
お店の防犯のためでもある。
小庇には板金を巻いて仕上げる
格子の側板 敷居を待つ間柱 床板干し
木材は、中心に近い赤身のほうが水に強い
その水に強い側を雨掛かり側に使うことで、
木が持っている性能が正しく発揮される
窓台(敷居)は、それらの荷重でたわまないよう、
間柱で支える。間柱と敷居はホゾで組む
間柱にも、材料の段階で使用箇所が明記される
赤松の床板。厚さは24mm
施工前に現場で自然乾燥させた
直射日光で表面にヒビが入らないよう、裏側を干す

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