<エルムファイターズ・エントモJr日記2006年版
観戦日記トップへ戻る
-6-
平成18年6月11日(日)北都公園グランド



元気良く挨拶!

セカンドのJr

ネクストでタイミングとり

チームの大エース東君

好打者野地君!

綺麗に整頓されたメット
(こういう所が大切)

今日は6月11日。

今日は何の試合か分からないが大会の試合らしい。
今の朝野球でも同じだが(自分がやる草野球)大会名が覚えられない。
老化現象?脳を常に鍛えないといけない・・・

久々の息子の野球を観戦。
運動会時期で試合がなかったり、仕事で土日出歩くことが多かった。
成長しているかな・・・の目で観戦した。
自宅での息子。自分で練習している。
自分でやることを決めて、自分で親がいなくても続けている。
自分が主宰する「野球塾」で、考え、そして自分で気づいてやっている。

「やれ」と言えば、子供だからやるだろう。
でも、やりたくないものを無理にやったり、納得しないものをやれば、
効果は薄く、三日坊主なことも多いと思う。親としての共通の悩みだ。


でも、この状況を打破するのは、じつは簡単。
簡単なことをしないから、マイナスのスパイラルに陥る。
よく地方で子供に野球を教えると、「うちの子供やる気がイマイチで」
という親御さんが目立つ。
そこで
魔法をかけるのは一番の得意としている。
小学4年生が、気づき、お母さんが言わなくても自分でやっている子供は
全道に沢山いる。親の言うことはなかなかスッと落ちないもの。
いつも言われていたり、怒られている近親者からでは、ストレートに気づ
くことは意外に少ない。これはどうしようもない事実。

他人に「やる意味」「やる理由」を説き、本人が納得した瞬間に変わる。
本当に変わる。そこから本当の野球人生が始まる。
人に言われてやっているようじゃ、本当の身になっていないし未来も暗い。


スキルだけやっていて上の野球にいけるか?答えは「NO」だ。
プロのスカウトの方もいう「メンタル的なことがね・・・」って。
そこを幼少期に子供の潜在的に埋め込められるかが、大きなポイント。
このホームページを見ている人には気づいて欲しい。

時間は皆一緒!24時間。時間の使い方をしっかり勉強するべき。
やってみて失敗よりも、意識するものがあって失敗する。これが正解。
意識するものが明確じゃなければ、失敗による修正も曖昧になる。
また、意識するものが間違っていれば、そもそも修正以前の問題。
よって、指導者の方々の勉強・親御さんの勉強も当然必要になる。

ここまで書いたら、誰か行動してくれるかな・・・。
人生一度きり「あの時にやっていれば」人間過去に戻ることはできない。

さて、試合の内容。
エルムが先攻で始まった。相手チームは白石・・・忘れた。すいません。
3回にエルムにチャンスが訪れる。
2死3塁からゴロを内野手がジャックルの間に1点。
しまったと思っても、しっかり走ったからセーフになった。ふむふむ。
諦めない心を十分指導しているように見える。さすが。

4回、気になるプレーが。
先頭打者が二塁打を打った後に、サードライナーで飛び出しダブルプレー。
ここで、走者は
「ライナーが飛べば、瞬時にバック」これが基本。
少年野球であろうと、高校野球であろうと考え方は一緒。
失敗から学ぶことは大切。
二塁走者であれば、自分の前の打球(三遊間付近)はゴロでも抜けてから
走らないといけない。0死1死なら無理しなくても三塁で次のチャンスを
狙うことが大切だ。
2死なら、2ストライク追い込まれたらストライクゾーンに投手が投げれば
スタートを切る。これも定石。

強風での試合だったが、風が強いと集中力がそがれる。
その中での中盤までの失策の少ない試合。両チーム鍛えられている。

最終回、2−0エルムリードで迎える。
ここで心の動きがプレーに表れる。
あと一人の2死から試合が動く。ヒット・死球で2死1・2塁。
投げなくて良い牽制で暴投を投げて傷口を広げる。
場面をしっかり考えることと、最後のアウトの考え方が重要だ。
野球で一番難しいのは、最後のアウト。ゲームセットになるアウトだ。
あと一人と思えば(自分有利だと思えば)マイナスの方向にいく。
心の動きが指先に伝わり、結果にも大きく左右する。

こういった時、気合・気迫・・・こういった抽象的なもので済まそうとする。
でも、これだけでは解決にならない。

この先は言わないがそこに気づいて欲しいと思う。切り抜け方はある。

今日試合を観戦して気になったのは、打者の軸足。
よーく観察すると捕手よりに開いている選手が多く見受けられた。
すると膝が外向きに力が入り、パワーが逃げる。
ためているようで、たまっていない。力の伝わり方のロスが生じる。
この辺のチェックは必要だと思う。

今日のジュニアは、ノーヒットだったが結果は二の次。
最後の打席の内容は褒められる。
また、守備での事前の準備も最初は忘れていたが途中からやっていた。
自分で気づき行動することは大切。
体が大きくなり、慣れてくれば自然に遠くに飛ぶだろう。
今ある体でいかにして、
将来を見据えてできるか・・これがポイントだ。

今日は思うところがあり、前半、様々なことを書いた。
自身の主宰する野球塾はあと1名で定員。8月からは甲子園関係でお休み予定。
興味ある人は下記をクリック

夢への第一歩