朝礼での3分間スピーチ集


私のいる総務課では、朝礼で朝礼当番が必ず3分間スピーチをすることになっています。
一日につき一人、約2週間ごとに自分のところへ順番が回ってきます。
何か、職務に関連する『いい話』をしなくてはなりません。
当番の日は、ねたの仕込が大変です。(-_-;)
結構、一生懸命ねたを探してみるのですが、
なかなか良いものは見つかりません。

そんなこんなで、毎回一生懸命ねた探し。
でも、振り返ってみると、“ろく”なことしゃべってないんだな〜。


ご利用は計画的に

一期一会のおもてなし

物言わぬ臓器



2002年10月から朝礼当番の3分間スピーチに
お題が与えられるようになりました。

当番のひとは、直前にスピーチボックスからお題の書かれた紙を取り出します。
話をお願いしますと研修会などでマイクを向けられたときに、すぐに話せる練習なんだそうな。
中堅科訓練中にもずっとそんなことしてきたから、私的には話すってことに抵抗はないし
まあ、今までよりずっと楽だけどね。みなさんはそうでもないみたいです


感銘を受けた言葉

感銘を受けた言葉(其の二)


朝礼での3分間スピーチ集


ご利用は計画的に

(俸給支給日に絡めて)

 昨日のテレビのネタから拾ってこようと思ったが、なんもなかったので、目に留まった『プ○ミス』のCMから。
♪彼女の誕生日に〜♪呑み代足りない〜♪そんな時、相談・・・♪
(こんな感じだっけ?このCM。)
 
 最近、ファイナンシャルプランナーの勉強をしてる。
この試験では、生活設計のお手伝いをトータルサポートする勉強が主となります。
内容は、各種金融商品や年金、税金、などさまざまです。
そのため、ライフプランニングに必要な資料を日々集めるようにしている。
その中で、こんな資料があった。

会社のお金を横領してつかまってしまった人たちの理由は、遊行費欲しさや彼(彼女)へのプレゼントが、圧倒的に多いのだそうだ。

こういう、安易な気持ちで消費者金融を利用してしまうことに繋がりかねない、軽く明るい感じの『CM』を怖いと思った。
そしてまた、最後に必ず出てくる『ご利用は計画的に』という言葉が、とっても説得力ないよと思った。

まあ、うちの課では、課長の指導が徹底してるのでそんなことはないとは思うが、今日は給料日、ご利用は計画的におこないましょう。

(ちょっとだけ、課長をよいしょしてみた。これは、あくまで、抜粋。ほんとはもっと、ちゃんとした言葉使いでもっと長くしゃべってます)


一期一会のおもてなし

(今日は、大事なお客様が見えられるということでそれに絡めて)

 千利休の残したお茶の言葉でこんなものがあります。
『炭は湯の沸くように置き@』、『刻限は早めにA』『降らずとも雨の用意B』

@の意味は、
 一度お客様が席に入れば(釜をかけてしまえば)、火の起こり具合が悪くても手直しは出来ません。お客様が退席なさるまでのあいだ、良い湯加減であるようにするためには、最初から炭の位置もかなり考えて配置しなくてはなりません。ちょうどよいときに、よい湯加減にするために、火をおこし、よく考え炭を配置し上手に炭をついでゆく・・・事前に準備する大切さを表したものなんですよ。

A約束の時間より早めに、という意味もありますが、時間を大切にし、常に余裕を持って事にあたる、そうすることによって、相手の時間も尊重できるという意味です。

B雨が降ることは、予測が出来る場合と出来ない場合がある。いついかなるときでも、備えを怠らなければ、対処が出来る。何事にも常に用意を怠らぬこと、という意味です。用意さえ整っていれば、思いがけないことが起こったとしても、余裕を持って適切に対応できますよね。

今日は、大切なお客様をお迎えします。事前の準備、手分けして段取りよくおこないましょう。



物言わぬ臓器

(健康診断の時期が近づいてきたころでした)

朝の電車の中、目の前の人が広げた新聞に『ノン・アルコール・ビール日本新発売』と出ていた。
内容までは、見れなかったが、そこまでしてビールを飲む人がいるのかと思った。

ところで、これから夏に向かって、みなさんも、ノンアルコールではないビールを飲む機会が増えると思います。
前に、あるテレビを見ていたときに、アルコール分を体の中で分解している肝臓という臓器は、『物言わぬ臓器』と言われていて、手遅れになるまで、体の変調に気づかない人が多いそうだということを言っていました。

お酒の呑み方として、たとえば同じビール7本でも、毎日呑む7本より、一日呑んで一日呑まないようにしたほうが、肝臓への負担が少ないそうです。

もうすぐ、定期健康診断が始まります。
肝臓に負担をかけてるなという心当たりのある方は、注意してください。
肝臓は物言わぬ臓器です。気づいたときには手遅れであることが多いそうです。
病気になってからでは、遅すぎますから呑みすぎには十分注意しましょう。

(肝臓の検査したとき値が非常に高かった人がいてみんなで心配してました。これは、結構うけてました。)



感銘を受けた言葉

(先月から、スピーチボックスの中のお題の書かれたくじをひくようになりました)

『人生は、
お金を残して三流
仕事を残して二流
人を残して一流』

ある本を読んでいたときに書かれていた言葉です。
これを聞いて、どう思うかは人それぞれでしょうけれど、私は、「ああ、なるほどな」って思いました。

お金は、人を狂わせる魔力がある。遺産として残ると争いのねたになることが多い。
仕事は、業績を残せば感謝はされるかもしれないが、仕事自体を残すと、後の人がとても苦労する。
人を残すと、後に続く。

これから進むであろう長い人生の間に、人を残せるような人材になっていけたらいいナと、そんなことを思いました。
以上です。

(2002.11.9)


感銘を受けた言葉(其の二)


『人生に絶望なし』 ヘレン・ケラー

ヘレン・ケラーという人を知っていますか?
目も見えず、耳も聞こえず、話すこともできない。三重苦のひと。良い師とめぐり会い、言葉を覚え、大学をも卒業し、世界に平和を説いて公演して回った、それはもう立派な人です。

その人の残した
『人生に絶望なし』
という言葉。

それを、小学生のとき伝記小説を読んでうけた衝撃。
小学生であった私に、ものすごい衝撃だったのです。

たとえば、ほかのひとが、その言葉をいったとしても、これほどの衝撃は受けなかったでしょうが、これだけの困難な境遇であっても言い切れる、その強さにすごく感銘を受けたのです。

自分がなんってちっぽけなんだろうと、くだらないことで悲しんでいたり苦しんでいたりする自分が、少し恥ずかしくなったことを覚えています。

とりとめのない話ですが、今日はこの辺で。

(2002.12.28)