ARARA - 21-35
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雲景のあららARARA
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あららARARA Web劇場ー名前の検索
ファン様は、カメラを習いに行く必要はない、と言った。自分で研究することだ、と言った。
言われてみれば、その通りだと納得するけれども、更新をしていない負い目があるから
素直になれない。SS流ショックから、カメラのケースは埃をかぶったままになっている。
芸能の世界には、盗むという言葉がある。他人のいけばなに触発されることはある。
「盗む」 とは、奥義の範疇にはいるほどに高度な言葉だ。
現代の花型を過去に辿っていくうちに、いけばなは室町時代に形を整えて始まったと言われる
古書の花型の中から、その源に辿り着くこともある。
盗んだ技は咀嚼して、自分の技として昇華させてはじめて盗んだと言える。
「盗む」 と 「真似」 とのあいだには雲泥の差がある。
いけばなで入門して最初に習うことは、お手本通りに生けることだ。その習性が付き過ぎて、
他人の花を真似て生けることに疑問を抱かないひともいる。
オリンピックのカメラマンは独自の研究があったからこそ、後年まで語り継がれるポスターを
残すことが出来たのでしょう。
今はカメラのことよりも、SS流にメールを送ることのほうが先決だ。
殊さら印象づけるように言った家元のあの言葉が再び思い出された。
唐突に言った。
「パソコンの先生に言われてしまったの。娘がやっている間は、覚えないでしょう、って」
ブログの責任者は娘であるから、何があっても追求から逃れられる。
自分には責任がない、と、逃を打ったのではなかろうか。
雲景の検索領域に侵入して、SS流をヒットさせたいと、一番望んだのはいったい誰なのだろう。
パソコンを操作した人は誰なのだろう。
策を巡らせた人と、操作をした犯人は同一人物なのだろうか。それとも、別の人物なのか。
別の人物であるのなら、策略を計った者と実行犯は、警察で調べたらどちらの方が罪が重く
なるのかを知りたい。
家元は、不正なヒットは、Gee様のシステムだ、と初めに言って退けた。
やりたい事をやってしまってから、ご免なさいと言えば済むと思ったら、警察はいらない。
お口のお上手さにも惑わされてはいけない、ということだ。
ブログ管理人の回答には食い違いがあった。娘の理解は、母親に電話やメールで伝えたこと
が正しく伝わっていなかった。雲景の返信を読んでいるのかどうか判らないが、回答を
一度よこしたあとは沈黙している。
回答への返信を読んでいないとしたら、娘の自宅は会館から離れているから、誰かが会館の
メール受信トレイから削除していることになる。
信用出来なくなった疑心暗鬼は深まるばかりだ。
SS流ははっきりと掴めないまま、どこかがおかしい。二回目の返信は宛名を二人にして名指し
にしよう。宛先のアドレスも家元の携帯と会館と二つだ。Web に詳しい副家元にも必ず読んで
もらわなくては困るのだ。
誰から返事がくるのかも確かめたい。
送信者: 塚口雲景
宛先: 家元携帯 SS会館
送信日時: 2011年2月14日 13:46
件名: SS流ブログ編集
SS流 家元 ○○照○様
SS流副家元 ○○晃○/ブログ管理人様
1月26日付き、SS会館からの回答に対しての返信の続きです。
同日、部分返信をお送りしていますので、併せてお読み下さい。
念のため、前回お送りした返信も再送します。
続く(編集未完)
いけばな界とWeb界に、善き栄えあれ。
「Web劇場」 解明のために、メールの引用をご容認ください。