ARARA - 21-68

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雲景のあららARARA
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あららARARA Web劇場ー名前の検索


雲景にはどうしても気にかかる事がある。
SS流の家元とブログの立ち上げ人との会話だ。娘が勤めていた「西芝」のもと同僚と連絡を
取って、塚口雲景の木曽○○小学校への投稿を削除した直後だった。

「 『SS流さん、嫌われちゃったね』 と言われちゃったわ」
一般的に会社関係の社員が、もと同僚の母親にこのように気安い口をきけるものではない。
相当に親しい間柄なのだろう。
ブログを公開したのは2006年10月だ。
ブログの立ち上げ人であっても、その人物が4年以上も経ってから単独で侵入を考え付く
必要があるのだろうか ?
二人の会話には共通した了解と認識が存在していたように思えてならない。

「西芝」といえば一流会社だ。パソコンに習熟した人物であるのなら、侵入の操作が可能でも、
その後に当然の結果としておこるリスクも大きいことを知っている筈だ。
西芝社員に何のメリットがあったのだろう。
ブログの立ち上げ人と、雲景とは面識もないのに、侵入の標的は塚口雲景に定められている。
誰が決めた ?

気にかかる謎解きはまだある。

「少し遅かったね。Yahhoのクロールが済んだばかりだ」
西芝社員は、家元に言ったそうだ。
塚口雲景の投稿を削除したタイミングは、SS流にとってすこし遅かった。
検索エンジンロボットは、その前に「塚口雲景」を指定した不正を巡回してしまったようだ。
逆算すれば、侵入の操作は2010年12月後半から2011年1月の前半にされている。
その間には年末年始の休暇もある。

西芝はパソコンメーカーだ。家電製品も販売している。
社員の検索もお手のものでしょう 。
「西芝」 の社長には、この人物を会社の総力をあげて探し出してほしい。
侵入の経緯や事情を一番詳しく知っているのは西芝社員のようだ。
家元やブログ管理人の副家元が、どのように関与したのか、真実をしりたい。

もし、有名な会社の製品に問題が生じたら、社長はどうするのだろう。
例えばの話で申し訳ないが、故障がおきやすい家電製品を大量販売したとする。

「その製品を作ったのは私ではありません。当社の技術者です。商品の製造過程や不具合
に関しましては、私には責任がありません」
知らぬ存ぜぬと主張出来るだろうか。
社長の席は社会的に失格になるから、問題解決に奔走するでしょう。
家元の役職は、社長と同じ責任ある立場であるのに、そこを理解できないのが不思議だ。
不思議なのは、副家元もだ。


                            続く(編集未完)
                            いけばな界とWeb界に、善き栄えあれ。
どる
づく