ARARA - 21-69


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雲景のあららARARA
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あららARARA Web劇場ー名前の検索


もう一つのたとえ話だ。
「A会社」のパソコンを調べたくて、「A会社」と入力する。
あらら 「B会社」のパソコン商品の案内がヒットする。こんなに異常なことはない。
「Web劇場」で起こっているSS流と同じ状態になる。

「これが大会社だったら、大変なことになるね」 
U先生は○澤さんに会う前にはおっしゃっていた。雲景にとって一大事が起こっていると
理解しているU先生に、さすがは代表者だと安堵していた。

「塚口雲景株式会社」 雲景は胸を張って答えた。
雲景はいけばな界の片隅で、いけばなを楽しんでいる無名の小さな存在でしかない。
商売人でもない。それでも、一流会社や一流の高名ないけばな人に負けない位に、日本の
いけばなを大切に守りたい価値観をもっている。

学生時代に習った美学や西洋美術史は、専門家からみれば知識としては浅いものであったが、
心に染み付いていた。卒業してからつとめた航空会社のおかげで海外の美術館をめぐる
チャンスに恵まれた。記憶も薄れそうな遠い昔の20代の若い頃のことだが、ヨーロッパや
アメリカの美術館をまわったあと、日本の美術表現としての 『いけばなの固有性』 に目覚めた。

いけばなは生きている。花の命には人間の一生が凝縮されている。
時間の流れと共に、咲き誇ることも、枯れることも、いつかの時が訪れる残酷さも教えてくれる。
世界には色々な芸術や美術があるけれども、いけばなほど『自然の命』に直接かかわる美術はない。
人間は意識していようと無意識であろうと、『いつかの時』 が訪れることを本能的に知っているから、
花の美にわが身を映して愛でるのだ。

「私から削除を頼んでみましょうか?」 U先生に訊いた。
「しないでしょう」
YahhoやGeegle にはそれなりの理由があるから、削除しないという意味だ。
こちら側はその理由がわからないだけだ。

パソコンにはリモートアシスタンスというシステムがある。
難しい操作ができなくても、管理人は信頼できる第三者を招待して、離れたところにある
相手の別のコンピューターに自分の画面を表示できる。アクセス許可をだせば、自分のパソコン
画面の操作をしてもらうことも可能なのだ。ヘルパーを招待しての遠隔操作だ。

○澤さんがどのように説明したのか分からないが、○澤さんの言葉を信じて、擁護するメールを
雲景に送ってきたU家元先生のお立場はどうしてくれるの ?
M区華道茶道連盟では、お弟子さんを推薦した雲景の顔をつぶし、今はU家元先生の顔を
潰そうとしている。お口上手はU先生への裏切りだ。
他流の塚口雲景の名前を利用して、SS流が宣伝活動をするのは、不正アクセスだと思うのは、
雲景だけなのかな ?


勉強会を辞めてもらいましょう。会社組織なら即刻解雇処分だ。
罪には罰が伴う。加害者側と同席するなんて、まっぴらだわ。

いけばな界のためにも辞めてもらいましょう。
○澤さんの退会を促す 「規約改定のお願い」のメールは全員に配信済みである。
本人にも2通届いている。


                              続く(編集未完)
                              いけばな界とWeb界に、善き栄えあれ。
どる
づく