Gallery 7-18
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どる
花材:  実付き海棠 姫早百合 紫陽花
花器: 変形花器    
ともし火の ひかりに見ゆる 左由理婆奈(さゆりばな)
由利(ゆり)もあはむと おもひそめてき

                   万葉集 第18巻 4087 内蔵縄麿 (くらのなはまろ) 生没年未詳  
万葉集の花: 左由理婆奈(さゆりばな)
現代名:     姫早百合(ひめさゆり)
山水にささやく
姫早百合は、笹百合 (別名:早百合)の姿と似ています。笹百合よりも小ぶりな可憐さから名付けられました。
野生百合の中では、笹百合や山百合よりも開花期が早く、5月上旬より、桃色の
花被弁が横向きに咲きます。別名「乙女百合」とも呼ばれる日本の固有種です。

和歌は、天平感宝元年5月9日の宴で、おもてなしに捧げられた3枚の百合の
花かずらを詠んだ歌の一首です。越中での宴の日付から考察してみると、
花かずらは、姫早百合で造られていたのではないでしょうか。(2007年7月3日)
さ百合の「さ」は接頭語で、百合の総称です。
歌の由利(ゆり)は、現代の後(のち)の意味です。
のちも(ゆりも)お会いしたいです、という思いを
百合(ゆり)にかけています。
開花期  姫早百合 5月上旬
       笹百合   6月〜7月
       山百合   7月〜8月
づく