Gallery 8-7
FLOWER COMMUNICATION
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どる
花材: 土佐水木 ラナンキュラス モカラ(蘭黄色) 
          アランダクリスティーン(蘭小豆色)
     モンステラ 鳴子百合
花器: 大盤花器 
 
写真提供: 大塚理司先生ブログより。
       古流かたばみ会家元
        いけばなLABO講師
        2008年4月〜2009年3月
実験道場
いけばなLABO
流派をこえたいけばなの実験道場。
講師ブログより − 「和的なものと洋的なもの、異なった形態の葉ものが2種。
             さらに色あいもかなりまちまち。こういう組み合わせを
                          生けあげるにはそれなりの力量を必要とするが、うまく生かると
                          人を魅了する独特の華やかさを表出するものだ」

和と洋との珍しい花材の取り合わせに、少しまごついた。リシノメ美学にはめられた。
いけばなの実験は、こころの格闘技のようだ。時間切れになってから難点に気付く。
リシノメ先生の最終講義。
試行錯誤、切磋琢磨、失敗やら、まあまあ、やらの繰り返しであった。
緊張感の中に、妙に納得した居心地の良さを覚えていた一年間だった。
縛りからの開放とも言える。有難うございました。
表現としてのいけばなの可能性は無限大にあるという、うごめきを体内に感じる。

いけばなは世界に誇る日本の美術であるのに、日本人がいけばな離れの傾向にある。
何処に原因があるのだろうか。
日本の進歩は目覚ましい。学びの人々の判断力にも変化がある。
未来に向かって考え直してみよう。
いけばなに栄えあれ。
LABOってみよう。
華やかにいける
反省の例。
オレンジ色のラナンキュラスが3本縦に
並んで見える。左右への動きが足りない。
配色を混ぜ生けにするか、又は色を
寄せるかの課題が残った。

お気に入りの例。
土佐水木はためが利くので、一本の枝で
姿を整えた。技術では叶わない枝ぶりの
力が習作に面白さを添えてくれた。
づく