Gallery 8-8
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花材: 真竹一本、150cm。
花器: なし。 道場では、同じ形の壷二つに竹を挿して立てた。
実験道場
いけばなLABO
流派をこえたいけばなの実験道場 2009年4月24日
講師 - Ryusaku Matsuda 松田隆作先生 コンテンポラリーフラワーアーティスト
Studio MATSUDA93 主宰
本日の花材は、真竹が一本。 長さは150cm。直径は下9、5cm、上9cm。
お題は、切る、割る、穴をあける等のうち、いづれか一つだけのアクションを加えて作品を作る。
その他のアクションを混ぜてはいけない。配材として、各自が枝物を持ち込む。
One actionは、「切る」を選んだ。150cmのほぼ真ん中にノコギリを当てた。
ノコギリを最後までひき下ろさないで、わずかに残した表皮を両側に引き裂いた。
松の枝を竹に添えてみた。「松は無いほうが良い」との講師のアドバイスに、竹に松を
用意したのは余りに常套的であったと恥じ入った。ドキリ。
通常のいけばなでは、鋏をいれる数が多いほど良しとされるのであるが、逆の発想に
度肝をぬかれて、自宅で復習してみた。
第一回 復習 One action の妙
松田隆作先生の趣旨は、一本の竹を5回にわたって使い回すという経済効果抜群の実験だ。
しかしながら、要求レベルが高い。どのような習作をこれから生み出せるのか楽しみだ。
同人のMs.Kが、ドリルやノコギリ、ナタ等などを用意してくれた。
竹を斜めに切る人、穴をあける人、ナタで縦割りにする人、選んだワンアクションの挑戦は
一人一人異なっていた。実験道場は、いけばなと言うよりも大工工房のようだった。