Gallery 8-9
FLOWER COMMUNICATION
 (C) Copyright FLOWER COMMUNICATION. All Rights Reserved.
どる
花材: 真竹一本、150cm。和紙一枚
花器: なし。
実験道場
いけばなLABO
流派をこえたいけばなの実験道場 2009年5月22日
講師 - Ryusaku Matsuda 松田隆作先生 コンテンポラリーフラワーアーティスト 
     Studio MATSUDA93 主宰

お題は、第一回目のアクションの続きとして、同じ竹を使って、切る、割る、穴をあける等の
一つのアクションを更に加える。配材は、各自が「紙」を用意する。

  第二回目の実験は、一回目と同じく「切る」を繰り返す事にした。150cmは繋がっている。
  実験に取り掛かる前に、一時間ほど講義があった。
  講師は海外でも活躍している コンテンポラリーフラワーアーティストでいらっしゃるから、
  さぞかし外国的なお話かと想定していたら、見事に外れました。
  作家として根底に流れる理念は、日本の四季を大切にする、日本のいけばな人でした。
 第二回 復習 更に One action 
今回の竹シリーズには前回の講師も、同人側に立って実験に参加している。作風は異なっても、松田先生から学ぶところが多いのだそうだ。実力者の参入は刺激になってありがたい。
配材の紙は、過日、LABOの面々にプレゼントされた和紙を持ち込んだ。

紙を広げていたら、松田隆作先生が「高い紙だね」とおっしゃった。
和紙の裏面隅に、473円のシールが貼ってあった。言われるまで気がつかなかった。
破くとか、切るとかの作業をするつもりであったのに、出来なくなった。
473円が邪魔をした。
きれいな紙が一回ではもったいない。一枚のまま、竹の下にそうっと敷いた。

づく
Arabesque