青春18きっぷ   彦根城とさくら   滋賀県彦根市


  彦根市は、江戸城桜田門外において攘夷派に襲われ、波乱の生涯を閉じた「井伊直弼」の「花の生涯」で知られています。

その記念碑や、青春時代を過ごしたという「埋木舎」、玄宮園という藩主の大名庭園も散策しました。

  元和8年(1622年)、現在の彦根城は、築城から20年の歳月をかけて、彦根山に完成された平山城です。

三層三階の天守閣は、35万石の雄姿を誇っているように見えました。(国宝四城のひとつです)


彦根駅構内に展示されています
彦根駅構内。 国宝「彦根屏風」がお出迎え! 20・04・07(月)現在の時刻表です。 (歩行計約18000歩強)


彦根駅前の風景です 新京町の買い物ゾーン
   JR彦根駅前。右奥は、甲冑姿の井伊直政公像            夢京橋キャッスルロード       
駅より、彦根城まで徒歩でゆっくり15分の距離。   白壁と黒格子のお土産、お食事処。近江牛が有名。 

彦根城の天守閣 玄宮園の表玄関
天守 (国宝) 玄宮園(げんきゅうえん))
  いくつもの屋根の組みあわせが美しく、「牛蒡積」とい
  われる石垣の上に、天守がそびえています。

 
  江戸時代に「槻御殿(けやき)」と呼ばれた彦根藩の
  下屋敷。庭園部分が玄宮園として公開されています 
 
  


表門からお城までは、急な坂道をのぼります。樹木が生い茂り歴史の重さを感じます。
水面からも楽しめる、彦根城の内濠を往復する屋形船。昔の絵地図をもとに再現された船です。
琵琶湖八景・彦根の古城といわれ、月明かりに照らし出される「彦根城」は幽玄の世界でしょう。
玄宮園・・・城の北東にある大名庭園。正面は、客人をもてなすための客殿、臨池閣。
「佐和口多聞櫓」と中濠付近。 現在の城は中濠と内濠の二重の濠に囲まれています。


花の生涯の記念碑 井伊大老歌碑
舟橋聖一氏作。井伊大老と幕末時代を描いた歴史小説が
各方面で話題となり、それを記念しての碑が建立された。
藩主の十四男として生まれ、長兄の跡を継ぎ、藩主とな
り、大老に就任。開国を主張し、46歳の生涯を閉じます。
臨池閣と魚躍沼 鳳翔台(茶席)と京橋
臨池閣(りんちかく)・・・魚躍沼(ぎょやくしょう) 鳳翔台(ほうしょうだい)(茶席) に通じる 京橋


後半、雨になりました。池や濠の水面が揺れて、桜の影がリズムにあわせて踊っているようにみえました。


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