《世界遺産》  故宮博物

故宮はかっての名前を「紫禁城」といい、明代に建造され、皇居として
清が滅亡されるまで利用されました。

故宮博物院が開設されたのは、1925年。ほとんどが見学可能です。

明・清の歴代皇帝が中華民国成立までの500年間、この皇宮で政務
をおこないました。

故宮には、たくさんの龍の文様が刻まれ、天の化身として、また、権力
の象徴とし、他の者が使うことを一切禁じていました。

世界最大の皇宮の紫禁城は、黄金色の瑠璃瓦がつかわれて、風格と
優雅さを偲ばせています。黄色は皇帝のみに許された色でした。









九龍壁・・・瑠璃瓦で描かれた9匹の龍の壁です。この当時は、9という数が吉祥とされました。

故宮博物院(中和殿ー保和殿ー珍宝館ー九龍壁ー乾龍花園)・・余りの広大さに驚きながら、歩いて、歩いて・・・


太和殿は、改装工事のため見学はできませんでしたが、青空のもと、壮大な敷地を誇る巨大皇宮を時間をかけて巡ってきました。

映画「ラストエンペラー」のワンシーンが思い出され、皇帝「薄儀」の姿がかさなりました。




《世界遺産 》周口店(北京猿人館)

北京市房山区周口店という郊外にある、「周口店北京人遺址博物館は、23万年前の北京猿人の生活様式を展示しています。



写真のように、石段でできた斜面を登り、山深い、展望のよい場所で、私達の最初のルーツに対面しました。

その時代に生き抜くという、生きるための知恵があったことに感銘をおぼえました。



館内では写真撮影禁止。

遺骨、化石、魚糞、鳥糞、

工具、石器、用火遺跡等

から人類の発展史に大切

な実証を提供しました。



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