越中八尾
  おわら
風 の 盆
  























☆☆ 平成18年9月03日 ☆☆

約300年の歴史を持つおわら風の盆。声高のおわら節に胡弓の音色が町に響き渡り、情感を秘めた男女がゆるやかに舞います。

毎年9月1日〜3日にかけて行われている五穀豊穣を祈る民謡行事で、今年の3日間、約23万人の観光客を誘致したといいます。

人口は約6000人。格子のはまった宿、白壁の土蔵。 山肌に石垣をこまかく丹念に積み固め、多くの民家が建ち並んでいました。

何年前になるのか定かではないのですが、「風の盆恋歌」の小説や、新派の舞台をみて、いつかきっと行けたらと願っていました。

胡弓の奏でる音と、哀愁に満ちた石川さゆりさんの演歌も、八尾の「風の盆」へと、私をせかせておりました。やっと実現しました。




大勢の人に揉まれ、 お土産は、写真に写して買ったつもりにしました。 (^^♪



9月3日、17時すぎ、バス乗降所となる、「町民ひろば」に到着した。

前日の雨のおかげか、富山の夕方は少しばかり、夜風が肌にしみ寒さを感じた。

八尾の会場では食事はまず無理でしょうと言われ、広場近くの屋台で広島風お好み焼き

を買い、切れ目なしに続く人を眺めながら、河原の堤防脇で、はやめの夕食をとった。

(富山まで来て、広島だってねぇ〜 大笑いした。)

「井田川」に架かる「禅寺橋」を渡り、第一目標の「西町」から「東町」をめざした。

橋を渡りきると、写真に写っているように、急な坂を長時間登ることになる。

八尾は、縦に長い町で、「おわら」を行う区域は、南北3キロもあり、その中を11の支部が

移動しながら、「町ながし」をしていくのです。

それ追いかけながら、観光客も移動します。今日だけで7万人。すごい熱気を感じた。



「町ながし」の時間帯を事前に知っていれば1箇所だけでなく、ほかの支部のも観れることになります。

ガイドマップを見ながら、大勢の人の集まって居る所を捜し、最前列へ敷物を敷いて待つ事にした。

残暑のほてりが、地面をとおして体中にしみわたってきた。 

集合時間が近づいたので、20時過ぎに町民ひろばへ戻ることにし, ひろばの大舞台で2公演も見る事ができ大感激した。

11時、今晩のホテルの長野県白馬村へむかう。 深夜2時到着。 夜食をとり3時就寝する。 

八尾の宿の予約は、5年待ちとか。 じゃぁ〜 仕方ないか〜 車中でみんな、おわらの夢をみているようでした。

明日は、9時出発で、白馬五竜から姫川源流へまわります。




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