肛門周囲膿瘍・痔ろう

肛門周囲膿瘍・痔ろうそれって何?
思いがけない病気になってしまいました。何が悪かったのか反省の日々です。
障害者の母暦14年ピンチに弱い母を思いっきり出しています。おろおろする毎日の記録です。

年月日

いろいろ記録

2003.10.24 夕方浣腸後、肛門の2p位上に2cm位の塊を見つける。
触ると顔をしかめて痛がる。
小児科主治医に電話して相談する。
明日小児外科に受診するように言われる。
10/25 小児外科受診
肛門のすぐ側じゃないから皮膚膿瘍では?
ばい菌が入って化膿したのでは?
2cm位ざっくり切って膿を出す。綿球を切った所に入れてぐるぐると中を消毒する。痛そうで顔そむける。
膿結構出る。
24歳の男性毛が沢山生えていて剃毛をする。
親の私はいつまでも幼いと思っているが、身体は小さめでも立派な男性
毛だらけのお尻は赤面もの
夜39度熱 ポンタール座薬を入れて1時間位して汗をかき熱下がる。
10/26 37度3分
まだ膿が出る。
消毒5回する。
シャワーのみ入浴をさせない

インターネットで調べてみると痔ろうだったら手術でできた膿の道を取り除くしかないとある。伝染はしないが遺伝はするともある。
48年も前に亡くなった私の父が若い頃痔ろうの手術をした事があると母に聞きびっくり
なんだ変なお土産を置いていったもんだと亡くなった父にプン!

(医師に聞いてみると検証はできていないとの事)
10/27 10.27(月)
受診 
肛門から離れていても
肛門周囲膿瘍・痔ろうの可能性あり
順調に良くなっている。
1週間くらいで治る。
ピンセットを切った所に入れてグルグルとする。修平痛さに思わず手を上げる。
私思わず目をそらす。
漢方薬の注入開始する。十全大補湯
効能としては疲労回復だが痔ろうにも効くと言う報告があるを注入してみる
水曜日に次回受診する予定
10/28 朝ガーゼを交換したときにはまだ膿が出ていたが昼、入浴前は膿は出ていなかった。
少しは直っているよう。
皮膚膿瘍か肛門周囲膿瘍かわからないが今は様子を見るしかない。

インターネットで調べると肛門周囲膿瘍で痔ろうになっているかもしれなくって、痔ろうになっていたら手術しか治る方法がなく、手術をしても再発する可能性はあり、手術後が本人はとてもつらい。
最悪の場合は人工肛門
とひとりで調べてひとりで不安に思っている
10/29 昨日より膿の出少なくなる。
受診、順調
あと1週間くらいかかる。
おふろに入らなければデイサービス行って良い。
皮膚膿瘍と肛門周囲膿瘍の違い修平の場合どうなのか聞いてみる。
やはり肛門周囲膿瘍 でも手術が必要と先生は言わない
再発を繰り返すこともある。
小児科医に聞くと腸の中の手術じゃないんだから割に簡単という答え
小児外科でも手術してくれるとの事
ちょっと安心。
(肛門かとか連れて行かなければいけないのかと思ったので)
10.31(金) 小児外科受診から1週間
傷口小さくなっている。
膿も汁も出ない
テープかぶれをして両方のおしりが赤くなっている。
皮膚が弱くなっている?
テープを最小減にして止める。
このまま漢方薬が効いて治りますように、痛い事つらい事を避ける手術は
必ずするつもりだがもうあまりつらい目にあわせたくないのが本心。
11.1(土) 小児外科受診傷口すっかり小さくなっている。
昼にガーゼ交換少し膿が出る。
ドキッとする。
どうなるんだろう?このまま皮膚膿瘍で収まってくれれば良いが‥
11.5(水) 小児外科受診
傷口小さくなってきている。赤い身が見えるのは2oくらい
膿があったところのしこりはまだある。
お風呂も良い(今までシャワーだった暖かい時間帯にしっかり部屋お風呂を暖めて、しっかりシャワーをかけて暖めていた。)
傷の辺りのおしりが全体的に腫れているようだったから聞いてみるとこれは骨、大丈夫との事ちょっと恥ずかしかったけど
聞いて大丈夫とわかり良かった。
今度受診は2週間後それで大丈夫だったら3週間後と伸びていく。
漢方薬の十全大補湯は続けて注入する。
一応効能としては体力回復とあるが痔ろうにも効き目があると報告がある。
1ヶ月以上注入してみる。

あまり先さき考えず漢方薬で肛門周囲膿瘍が再発しなかったら良いし、再発したらしたでその時に考えよう。
11.7(金) 朝消毒をした時1滴膿が見える。あ〜大丈夫だろうか?
傷0.5mm位になっている。
11.17 肛門周囲膿瘍が再発していないか修平のおしりばかり見ている。
まだ傷口のところに硬いしこりはあるが今のところ大丈夫
このまま順調に続きを書く必要がありませんように
12.25 小児外科受診 特に変わりなし(大人は複雑な痔ろうになる事あり)

インターネット医科大学の1ページ(小児用だからなぁ修平に適応するのだろうか?)
痔ろうについて
直腸下部、肛門管、肛門輪の周囲には皮下、粘膜下、筋層間、筋層外に粗な結合組織による結合間隙があり、ここに炎症が起こると直腸周囲炎になります。いわゆる「痔の一種」です。
 肛門と直腸の境目(約1.5cm奥)である歯状線部分に、開口する肛門小窩から、細菌が侵入し感染を生じ膿をためたものを、肛門周囲膿瘍と言います。
 肛門小窩に糞便がたまりやすい状態かは排便時などに肛門周囲をさわると外から触れることがあります。
 この肛門小窩には糞便が侵入しやすく、また排除しにくい袋のようになっていてその糞便から感染がおよぶ状態をいいます。陰窩炎を起こした状態です。つまり袋の中に入った糞便が出ずにそのまま炎症を起こして、うみをためた状態をいいます。
 肛門部の鈍痛から始まり、数日のうちに膿瘍が大きくなると痛みがひどくなります。 皮膚に近い部分で膿瘍ができると、比較的なだらかな腫れとしてあらわれ、触ると皮膚の下に膿がたまっている事がわかります。
 深い部分に膿をためると、外見上の腫れははっきりしませんが、押すと強く痛むしこりとして触れられます。時に直腸に沿った深い部分に膿がたまると、肛門の奥が痛み、指を直腸内に入れて診察しないとわかりません。 膿が多くたまっている場合には、発熱を伴うこともあります。
 放置していると皮膚や肛門内の粘膜が破れ、膿が大量に出て、痛みや発熱は軽減しますがその後大半が痔瘻となります。感染の初期の場合には抗生物質で治癒する事もありますが、大部分は膿瘍が大きくなります。
 膿がたまっている状態であれば、麻酔で痛みを取ってから切開排膿を行います。
また痔瘻(じろう) とは肛門周囲の皮膚、肛門管もしくは直腸管にを有する炎症性難治性の瘻孔で皮膚の瘻孔を外瘻孔、直腸粘膜のを内瘻孔といいます。こうなるとウミがよく出て(排液排膿)外瘻孔は皮膚が赤くただれ分泌物を認め、湿疹が皮膚に認めます。ここまで来るとやはり外科的治療になります。10月27日に戻る
十全大補湯(顆粒状の漢方薬)
術後、病後、産後、慢性疾患による消耗、疲労の蓄積などで衰弱した人の全身けんたい感、貧血、食欲不振による症状を回復し、体力を増強します。また、寝汗、手足の冷えなどの症状を和らげます。
大建中湯(顆粒状の漢方薬)
腹部の冷え、痛み、膨満するなどの症状を改善します。
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