ひこじろうのぼうけん > TOP > WEB絵本 > ひこじろうとかいぞくせん | ||||||||||||||
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りゅうは どんどん ちかづいてきます。 かいぞくたちが いくら こうげきして も、 りゅうには はがたちません。 りゅうは かいぞくの せんちょう め がけて まっすぐ とんでいき、 するど い つめが ついた おおきな あしで せんちょうの からだを つかみました。 せんちょうは ひっしに もがきますが、 りゅうの つめは はずれません。 ひこじろうは そんな ようすを みて、 いいきみだと おもっていました。 |
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竜はどんどん近づいてきます。 海賊たちがいくら攻撃しても、 竜には歯が立ちません。 竜は海賊の船長めがけてまっすぐ飛んでいき、 鋭い爪がついた大きな足で 船長の体をつかみました。 船長は必死にもがきますが、 竜の爪は外れません。 彦次郎はそんな様子を見て、 いい気味だと思っていました。 |
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