ひこじろうのぼうけん　＞　ＴＯＰ　＞　ＷＥＢ絵本　＞　たびのコックさん
ほらあなを　でてみると　あらしは　すっ かり　おさまって、　そらは　くもひとつ ない　あおぞらに　なっていました。 　ひこじろうは　あるきながら、　セイモ ルに　たずねました。 「この　ドングリは　たべられるの？」 「ぼくらには　たべられないなぁ。 でも　イノシシに　とっては　ごちそうな んだよ。」 うれしそうに　セイモルは　いいました。
			ほら穴を出てみると嵐はすっかりおさまって、 空は雲ひとつない青空になっていました。 彦次郎は歩きながら、 セイモルにたずねました。 「このドングリは食べられるの？」 「僕らには食べられないなぁ。 でも猪にとってはごちそうなんだよ。」 嬉しそうにセイモルは言いました。
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