じろうを たすけようと かいぶつと ひ
こじろうの あいだに はいりました。
そして、 てに かくしもっていた と
うがらしの こなを かいぶつの めに
ふりかけました。
これには かいぶつも たまりません。
かいぶつは めを てで おおって い
たがりました。
そのあいだに、 ひこじろうと セイモ
ルは はしって にげました。
それを見ていたセイモルは、
彦次郎を助けようと
怪物と彦次郎の間に入りました。
そして、手に隠し持っていた唐辛子の粉を
怪物の目にふりかけました。
これには怪物もたまりません。
怪物は目を手で覆って痛がりました。
その間に
彦次郎とセイモルは走って逃げました。