京都最古の宮で、古くは日向宮、日向神宮、粟田口神明宮、日岡神明宮とも称し
社殿は神明造で、内宮、外宮が奉斉され「京の伊勢」として名高く
昔は東海道を往来する旅人たちの道中の安全祈願、伊勢神宮への代参として
多数参拝がありました。また、神社の入口の一の鳥居のところが粟田口(京の七口の一つ)
に当たり、弓屋、井筒屋、藤屋という京では有名な茶屋があって、旅人たちの送り迎えが
行われ大変賑わいました。周囲の山は神体山で、日御山(ひのみやま)、神明山(東山
三十六峯の一山)と称し、神域には桧、杉の老樹が繁茂し、桜、つつじなど四季を通じて楽しめます。
特に秋の紅葉は隠れた名所として人気があります。



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