一月一日 若水祭 清和天皇の貞観年間に疫病が流行した際 当神宮に勅願が行われました。「この宮地に 湧きいづる清水の水を汲んで万民に与えよ」との 神のお告げがあり、その通りを菅原の船津卿に 命じて行わしめられたところ、たちまち疫病が おさまりましたのでこの泉を朝日泉と 名づけ給うたと伝えられています。 この霊泉は、京の名泉の一つで、 古儀にならい毎年元旦に若水を汲み 神饌を調理し、両本宮に献供して 世界平和、国家安泰、家運繁栄、無病息災の 祈願祭が巌修されます。 令和五年若水授与は コロナ肺炎感染防止のため中止させていただきます。 |
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二月三日 節分祭 境内にある天の岩戸をくぐり抜けると 罪穢れが払い清められ、福を招くといわれ 「ぬけ参り」と呼ばれています。 「ぬけ参り」とは、立春を一年の始めとして、 前日の節分の日にそれまでの 厄を祓い落とすためのお参りです。 午後四時より境内で諸祈願成就祈祷の 献火神事、古札の焼納を行います。 (天の岩戸は終日 くぐることができます) |
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十月十六日 外宮大祭 十月十七日 内宮大祭 十七日は神嘗祭にあたります。 神嘗祭は新穀の由貴の大御饌が 大御神に献ぜられる最も重要な 由緒の深い祭儀です。 当宮においても、古くから当日を 例祭と定めて、祭典中に御神楽、 人長の舞を奉り大祭が巌修されます。 |