【1日】16:00〜17:45 <長崎大学 文教キャンパス>
講座ア:集団づくり入門講座 
   『「集団づくり」をどう取り組むか? 〜福岡保問研 集団づくり部会での取り組みから〜
講師:古林 ゆりさん
(精華女子短期大学)
 「集団づくりって難しそう…」そんなふうに思っていたけれど、やっぱり学びたいと集った仲間たち。実践を聞き取り、話し込み、提案を書き込んでいった部会での取り組みから、集団づくりの本質を、皆さんと一緒に見つけていきたいと思います。
講座イ:乳児保育入門講座 『乳児保育を楽しく』
講師:川内 良子さん
 
 若い保育者の 1 年間の取り組みを振り返りながら、最初の 3 年間(乳児)の育ちを考えましょう。子どもが確かな成長をするためには、子ども自身の沢山の練習が必要です。その発達を支える大人(達)は、そのために“どう子どもとむきあうか”の練習が必要です。人格の土台を育てる保育を考えます。
講座ウ:九州合研ブックレット新刊講座 『ワクワク!ドキドキ!からだづくり』
講師:福井 英二さん
坂本 慎也さん
鐘ヶ江淳一さん
(こばと保育園)
(河内からたち保育園)
(九州産業大学)
 「三間の喪失」「ス漬の生活」によって子どものあそびが変質し、身体と心の育ちそびれが指摘されています。身体を思いっ切り動かし、友だちと関わりながらワクワク・ドキドキを実感できるようなあそびを参加者みんなで考えましょう。
講座エ:「子どもの貧困」講座 『子どもの貧困と平和と保育』
講師:小西 祐馬さん
(長崎大学教育学部 准教授)
「子どもの貧困」が深刻化し、保育現場にも広がっています。この現状ははたして「平和」といえるでしょうか。いまを生きる子どもたちに、格差が拡大するこの社会はどのように見えているのでしょうか。子どもたちの目線から、貧困と平和について捉えなおし、明日の保育について考えてみたいと思います。
講座オ:身体表現ワークショップ 『表現を考えよう』
講師:福田 修志さん
(F's Company/代表)
 『劇遊び』や『ごっこ遊び』が、いつの間にか『振り付け』や『訓練』になっていませんか?
 この講座は、演劇という『表現』に携わる人間と一緒に、『表現』について考えたり、感じたりする講座です。
講座カ:障がい児保育講座 『多様な子どもとともに育つ保育』
講師:吉田 ゆりさん
(長崎大学教育学部 教授)
 子どものさまざまな育ちのひとつに、発達の障がいのある子どもをはじめとするいわゆる「気になる子」の保育、というテーマがあります。特に発達障がいについては早期気づき・早期支援が重要といわれ、保育現場の役割は大きいとされていますが、保育の中で私たちができること、すべきことに日々悩むのも現実で
講座キ:民間保育園経営のあり方を考える 
   『民間保育園の経営と運営〜子どもの権利を守るために保育所経営はどうあるべきか〜
講師:原田 秀一さん
(社会福祉法人紅葉会 専務理事/
全国民間保育園経営研究懇話会 副会長)
 保育制度や社会福祉法人制度の「改革」がすすむなか、保育園経営の視点から今の情勢を捉え直します。子どもの権利を守るために保育園経営はどうあるべきかを、保育園の経営に携わる園長や理事のみなさんと一緒に考えましょう。
【1日】18:00〜20:00
特別試写会:『あの日のオルガン』
 第二次世界大戦末期に東京の保育士たちが園児たちを連れて集団で疎開した「疎開保育園」を映画化。自力で避難出来ない園児たちが命の危険に晒されている中で「子どもたちの命を守る」という執念につき動かされた保育士たちの真実の物語です。今を生きる我々に「命の輪」を受け継ぐ尊さを教えてくれます。
『あの日のオルガン』についての詳細 www.anohi-organ.com 料金:無料になりました
無料ですが、申込書の「参加」に○をつけてください
【2日】市民講座:10:00〜14:50 <活水女子大学 東山手キャンパス>
市民講座T:10:00〜12:00 『「居場所」づくりの現場から見えてくるもの』
講師:高木 美穂子さん
(NPO法人ゆい理事長)
 2年前から、NPO法人ゆいで「わいわいこどもキッチンぷらす」「夕やけひろば」を始める。「こどもの食と居場所づくり支援事業」、いわゆる「子ども食堂」は、現在全国で2,000か所以上に増えているという。しかしその活動現場では、今の子どもを取り巻く環境や親子・子ども同士の関係性など、多世代にわたる問題が見えてくる。今回この「居場所」づくりを振り返りながら、状況把握と理解を深め、これからどのような支援が本当に求められるのかを考えてみる。
市民講座U:13:00〜14:50 『電子メディアと子どもの育ち〜スマホを置いてふれあい遊びを〜
講師:佐藤 和夫さん
(国立病院機構九州医療センター
小児科医長)
 「お母さんがスマートフォン(スマホ)で赤ちゃんを泣き止ませる、お父さんがタブレットを触りながら子どもにはスマホで動画を見せている、小学生は公園でも携帯ゲームで遊んでいる」、子ども達は電子メディアが溢れる環境で育っています。講座では、電子メディアの子どもへの影響(特にスマホと乳幼児)について解説します。ネット・スマホ時代に、親として、保育関係者としてどう関わるのか、子どもの育ちには何が大切なのか、いっしょに考えたいと思います。