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大王崎
大王崎
九鬼一族の墓碑
仙遊寺の庭園内の墓碑。但し鉄船を造った嘉隆は関ヶ原合戦では西軍側だったためこの中にはいない。
大王崎灯台:
大王崎町のシンボル。昭和2年建設、高さ22mあり日本の参観灯台14の
一つで、灯台50選に選ばれている。
絵かきの町・大王町:
明治時代,千種掃雲・小野竹喬など多くの絵かきが訪れて筆を取り、特に
昭和になってから灯台のある風景を好む画家が多く来るようになったの
で、平成8年に「絵かきの町」宣言をし、毎年コンクールなどのイベントを
行っている。
東洋のニース・東海の尾道:
画家や映画監督が町の表情がフランスのニースに似ていることから呼ぶ
ようになり、また細い坂道が多いことから、ここで映画ロケをした映画監
督から「東海の尾道」とも言われた。
映画では小津監督の「浮草」、小説では川口松太郎の「女人武蔵」、田山
花袋の「南船北馬」の舞台にもなった。
伊勢自動車道)伊勢西ICを出て右の内宮方面へ向かい、内宮前の交差点を直進し、五十鈴トンネルを潜って鵜方へ向かう。鵜方から260号線に入り、10kmほどで大王町に至る。
大王崎は熊野灘と遠州灘の分界とされ、暗礁・岩礁が多い航海の難所で、最も灯台が必要な岬であった。戦国時代には織田水軍として勇名をはせた九鬼水軍の根城があり、その城址も残っているが、近年はむしろ画家の町として有名になった。
九鬼城址
灯台に登って行く途中、八幡さん公園の下にあり、城址としては意外に狭い。
薬師如来
薬師堂に鎮座されるここ堂の山の主役のはずの如来像で、堂内に九鬼氏の宝物が納められている。
灯台を見つめる画家像
八幡さん公園にあり、視線の先に左図の灯台がある。ここからの海の眺めがすばらしい。