京都府宇治市蓮華116 撮影:H21.11.18


車では京滋バイパス)宇治東ICを出て7号線を進めば5分程度で着く。近くに三室戸寺もある。電車の場合は京阪宇治駅が最も近い。

宇治川を挟んで平等院対岸の山手に世界遺産・宇治上神社があり、その左方向数百mの処に源氏物語ミュウジアムがあって、平等院と並ぶ宇治の観光名所になっている。

           宇治川先陣の碑
木曾義仲と源義経の宇治川合戦で、佐々木高綱、梶原景季が先陣争いをした記念碑。

          朝霧橋
宇治神社前から中の島に架かる最もきれいな橋で、宇治上神社はその上にある。

         宇治上神社・本殿(国宝)
左右、中央の三殿から成り、平安後期の建築。賽銭箱が無く、前に清め砂が盛り上げられている。

源氏物語ミュージアム
紫式部の源氏物語54帖の最後の十帖の舞台となった宇治を記念して、源氏物語と平安時代の文化に親しめる唯一のミュージアムとして平成10年に開館した。
内部展示ゾーンは大きく平安の間と宇治の間に分けられている。
平安の間:平安王朝文化を模型と映像で紹介。
宇治の間:「宇治十帖」物語シアターで名場面の再現や、平安貴族の風習が紹介されている。

           香炉
平安貴族の嗜みの一つの香木の香りを楽しむ香炉の復元模型。

        囲碁を楽しむ女官
囲碁は平安朝時代には中国からすでに伝わっていて、女性も大いに楽しんでいた。

       源氏物語ミュージアム前庭
宇治上神社から東へ数分の場所にあり、入口からのアプローチもすばらしい。
           六条院
光源氏の舞台となった六条院の復元模型。広さは甲子園球場の1.8倍もあったとか。

        宇治上神社・拝殿(国宝)
鎌倉前期の建築で屋根が大きく反り返っている。こちらに本殿になかった賽銭箱と狛犬がおかれている。

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源氏物語ミュージアム

宇治川上神社
平等院と並ぶ宇治の世界遺産で、1994年に古都京都の文化財の一つとして登録された。
朝日山の山裾にあって、菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)、応神天皇、仁徳天皇を祀る神社であるが、国宝指定の本殿と拝殿以外の建造物は無く、つつましやかな社である。
本殿(国宝)は平安時代後期の建築、一間社流造りの三殿構造で、中央の社殿が小さくて左右の社殿の方が大きい。
拝殿(国宝)は鎌倉時代前期の建築で、当時の優れた建築遺構である。

        平安朝時代の牛車
復元模型できらびやかな乗り物。乗り降りは後ろからする構造になっている。

   源氏物語記念館と世界遺産・宇治上神社