井波・木彫りの里と瑞泉寺
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木彫りの里・井波
江戸中期、瑞泉寺本堂再建のおり、本堂の彫刻のため、京都本願寺から御用彫刻師が派遣され、この時、地元大工が参加して彫刻技法を習ったのが井波彫刻の始まりで、江戸末期まで神社仏閣の彫刻技法を競った。明治以降は一般家庭の欄間彫刻が主力になってきたが、昭和に入っても東本願寺、日光東照宮その他全国寺社・仏閣の彫刻も数多手がけている。現在では伝統工芸だけでなく、日展などの作家活動も盛んである。
富山県南砺市井波3050 平成26年3月27日:撮影
瑞泉寺・太子堂
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井波の入口に並んでいる七福神の木像
瑞泉寺へ続く井波商店街
瑞泉寺へ続く井波商店街に並ぶ木彫りの看板
臼浪水
聖徳太子2歳の尊像
瑞泉寺・山門
瑞泉寺
商店街・八日町通りの突き当りにあり、北陸の浄土真宗の中心として明徳元年(1390年)後小松天皇の勅願所として、綽如(しゃくにょ)上人が建立した。
山門、本堂、太子堂、鐘楼堂にはそれぞれ見事な彫刻が施され、いなみ彫刻師の代表的建造物として名高い。
境内東方100mの場所に天啓で発見された地下泉(臼浪水)が瑞巌寺発祥の地となった。
太子堂・向拝上手挟彫刻
池波美術館
池波正太郎の父方の祖先は、井波の宮大工で天保年間に江戸へ移住し、現在では池波姓の家は絶え、代わりに池波美術館が商店街中ほどにお目見えしている。
井波へ
北陸自動車道)砺波ICを出て156号線を南へ6km下ると、八日町通り入口の無料駐車場広場に着く。
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