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光明寺
京都府長岡京市栗生西条ノ内26−1 撮影:H19.12.4
参道の紅葉がきれいなことで有名であるが、お寺そのものは平家物語で有名な熊谷次郎直実が出家して法然上人の弟子・蓮生となって創建したものである。
光明寺
法然上人が念仏の産声を上げられたと言われるこの地に、健久9年(1198)蓮生(熊谷直実)が建立。法然上人を勧請して開山第一世と仰ぎ、自らは第二世となった。
熊谷次郎直実
源氏の武将であった直実は源平・一の谷の合戦で平氏の武将・平敦盛を討ち取ったが、自分の息子と同じ16歳の若さに驚き、かつ世を儚んで出家したことはあまりにも有名。文治元年(1185)法然上人に帰依して蓮生と名付けられた。
人間50年、下天のうちをくらぶれば夢幻の如くなり
信長が好んで舞った「敦盛」は、熊谷次郎が出家する際に語った言葉であることは、案外知られていない。
紅葉参道の紅葉絨毯
紅葉参道の登り
紅葉参道の下り
御影堂(本堂)
応仁の乱を始め何度も火災に遭い、現在の建物は宝暦4年(1754)に完成したもの。33m四方の入母屋式、総欅造りである。
光明寺の総門と女人坂
天保16年(1845)に建てられた。総門を潜ると「女人坂」、左に行くと「紅葉参道」に分かれる。
光明寺(西山浄土宗総本山)