国東の真木大堂
本尊・阿弥陀如来坐像(2.2m高)
白牛にまたがる大威徳明王像
六面六臂六足、高さ1.3mで0.8mの白牛にまたがっている珍しい像である。
大威徳明王の像では日本最大で、藤原時代の作といわれている。
真木の大堂は平安時代の建立で、六郷満山65ヵ寺の本山本寺として霊場も持った地区最大の寺院であった。12世紀はじめに天台宗の末寺となり、国東半島の六郷満山文化の中心として栄えた。ちなみに富貴寺も天台宗である。

六郷満山とは、その地区にあった寺〃内部の人たちの寺院グループの呼び名で、べつにそうゆう山があったわけではないらしい。
六郷とは国東半島にあった「来縄郷」、「田染郷」、「伊美郷」、「国東郷」、「武蔵郷」、「安岐郷」を総称したもので、外部の人は六郷山と呼んでいたそうである。
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