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御上神社
遠景の三上山
琵琶湖岸から撮影した近江富士。近畿地方から日帰り登山を楽しむ人も多いらしい。
御上神社:
御祭神: 天照大神の孫・天之御影大神(天目一個神)。 本来は刀鍛冶の祖神で、鍛冶には水と火が欠かせないことから水火の神とされる。
略歴: 第7代天皇・孝霊天皇が三上山山頂に天之御影命を祀ったのが最初とされその後、養老天皇が718年に現在地に榧の木の神殿を造営した。境内の主要社殿は鎌倉時代後期に整備された。
主要社殿: 国宝の本殿、拝殿、楼門、三ノ宮神社、若宮神社など貴重な建造物が現在まで残されていて、特に本殿は神社、仏閣、殿舎の三様式が合体した御上造と呼ばれる大変珍しい建造物である。
楼門には弓矢を携えた二つの武人像があり、百足伝説の俵藤太と思われる。
御上神社と三上山関連の神々
天照大神→天津彦根神→天之御影神→彦伊賀都命(三上祝の祖:大和朝廷で祭祀担当の祝部・ハフリベ)
名神高速)栗東ICから8号線に出て名古屋方面に向かい野洲川を渡って交差点を過ぎれば直ぐ左に御上神社があり、三上山は右側に見える。神社入り口の左手、8号線に面して無料駐車場がある。
近くから見た三上山
御上神社と8号線を隔てた直ぐ近くに聳え、神体山と言われるのも頷ける。
楼門右の武人像
こちらは矢を持った俵藤太秀郷の像らしい。
楼門左の武人像
特に説明はないが、弓を持った俵藤太秀郷の像と思われる。
楼門
鎌倉時代後期の重厚な楼門である。左右に俵藤太を模した武人像が安置されている。
御上神社 と 三上山
御上神社は天照大神の孫・天之御影大神を祀っていて最初は三上神社と称していた。
三上山(別名:近江富士)は、百足退治の伝説で有名であり、琵琶湖岸から目立つ山である。