十和田湖と奥入瀬渓流
十和田湖と言えば、神秘的な湖と清らかな奥入瀬渓流があまりにも有名であるが、周囲のカルデラ山頂からの眺めもすばらしい。特に北側の御鼻部山(1011m)展望台から八甲田山方面一面に広がる紅葉の樹海が見事であり、十和田湖ドライブの時は是非一周することをお薦めしたい。
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乙女の像:十和田湖のシンボルと云われるこのブロンズ像は、昭和28年、国立公園指定15周年を記念して、妻の智恵子をモデルにして建立された高村光太郎の代表作。
奥入瀬渓流
十和田湖の子ノ口(ねのくち)から14km続く渓流で、国の特別名勝及び天然記念物に指定されている。渓流沿いには車道と共に遊歩道が整備され、新緑、紅葉時期は大変な混雑である。途中、銚子大滝、雲井の滝、九段の滝、姉妹の滝、阿修羅の流れなど見どころに事欠かない。
十和田湖 : 青森県十和田市、 秋田県鹿角郡小坂町。
奥入瀬渓流:青森県
             撮影:H26.7.17
十和田湖
日本で最も美しく神秘的な湖と云われる十和田湖は、十和田火山の噴火で形成された二重カルデラ湖で、約2.5-3万年前の大噴火と陥没(第一カルデラ)で外縁が出来たと考えられている。記録としては延喜15年(915年)の大噴火があり、過去2000年で最大の噴火であったとみられ、現在も活火山として指定されている。面積は日本で12番目、深度は327mで3番目であり、流出河川は奥入瀬川である。
境界:秋田県と青森県の境界が決まったのは平成20年11月14日で、湖面の境界線を青森県6、秋田県4の割合で合意された。
         乙女の像
高村光太郎作、十和田湖のシンボル
         紅葉の樹海
外輪山北部の御鼻部山展望台からみた紅葉林
       十和田湖の模型
二重のカルデラ湖になっている様子がよく判る立体模型。
       奥入瀬渓流
奥入瀬中流地域の代表的な渓流
           銚子大滝
奥入瀬渓流で最大の滝で魚類の遡上を妨げている。
         阿修羅の流れ
最も美しいとされる渓流地点で、中央はキャンバスの絵
東北自動車道)十和田)ICから
103号線を北東へ20kmほどで十和田湖へ到着する。途中、大湯川に沿って、大湯、大楽前、雄滝、中滝で左折し発荷峠で眺める十和田湖がすばらしい。
103号線、102号線、454号線を繋ぐ周遊道路は大型車は通行できないが、すばらしい観光コースである。
      十和田湖
西湖の代表的な美しい風景。
      十和田湖
乙女の像の近くから見た西湖の景色。