※注　：寛永五年(1628年)　龍頭寺蔵より　□は私の能力では読み取れず、m(_ _)m。
　　　　「墨印」は最上義光の寄進状で「焼失・紛失」はその墨印の事を指す。
　　　　最上氏の検地が（慶長十六年）完了してから黒印発行したもの。
　　　　黒印と表記してある部分は慶長十七年(1612)の状態。
　　　　表題は寛永五年なのだが　鶴岡・酒田寺院の表は、記録されたのが延宝九年(1677)と
　　　　なっているので、この時追加されたものと考えた方がいいかもしれない。
　　　　また、No10の般若寺の倉米で「俵」になっている物は他の史料では寺侍１０名への支給。
　　　　言うまでもないが、アラビア数字の部分、左端の番号は私が付加したもの石高は本来漢数字。
　　　　ま、私が見やすい様に勝手に変更。

鶴岡市教育委員会の表では、
　１，日枝神社分は市立図書館蔵。３通の内何れか。　
１４，椙尾神社：八幡太夫（阿部氏所蔵）と輿かき免（菅原氏）以外１１通（別の菅原氏一括所蔵）。
　　　こちらでは金輪寺だが、市の資料では金勝寺とも見えるが
　　　１０P位の大きさで半角太字ゴシックのため解読不能、もう１枚教育委員会本では少観寺、
　　　これはこちらでは小勧進のこと？。不明のためあえて文字色は変えなかった。
２２，金峯山５通の内１通消失、市文化財指定は１通、これかと思われるものが０６年５月に
　　　山形市の県博物館で展示されていた。これは佛供免となっている。
　　　博物館の所蔵品なのか展示の経緯は不明。画像。
　　　（その後 レプリカだと判明）

　　　青の文字は平成の合併以前　旧鶴岡市の教育委員会の資料で、
　　　それ以外の荘内市町村の黒印状がどの程度現存するかは確認していない。

39，平田郷　大石村 生石山 善勝坊 金剛王院 延命寺に関して

44，吹浦大物忌神社分
　　□善坊、長□坊、□泉坊　を
　　養善坊、長楽坊、福泉坊　と、月光善弘先生(平成二七年一月二六日寂、霊に感謝して佛果増進を祈ります)の「東北一山組織の研究」により復元


なお、残念なことに この龍頭寺蔵資料は貸出中火災で焼失された