別府競馬場 |
別府でも古くから草競馬は行われていた。別府競馬場は野口原運動公園に存在し、競馬場、進駐軍、駐屯地、博覧会開催地を経て運動公園となっている。
競馬場の中心であった地点は現在、市営陸上競技場
別府から阿蘇を経て雲仙・長崎を結ぶ九州横断道路の着工を記念して開催された博覧会は大分県と別府市の協賛で計画から三年の歳月と三億円を超える巨費をかけて開催された。 「観光と温泉」をテーマに30あまりの建物が立ち並んだ。戦後の復興を思わせる博覧会となっていち。特に『宇宙探検館』は人気で長蛇の列をなした。私も初めて電話を体験した思い出がある。 しかし、暗い影も・・・興行権をめぐり市議の一派と新興勢力の衝突があり、ピストルによる重傷者が出るという抗争事件も起きている。 ともあれ62日間の開催を終え、終了間際にはシンボルとして建設されていた別府タワーも完成し別府観光の華やかな時代をむかえた。 |