un title2  #1
レオン・S・ケネディ、クレア・レッドフィールド、シェリー・バーキン、ジル・バレンタイン、カルロス・オリヴェイラ

8年前のラクーン事件を生き延びた生存者達だ…
しかし、この事件を生き延びた生存者はまだ他に存在した…

これは1998年ラクーン事件を生き延びた1人の青年の話し…

青年はとある病室で目が覚めた。
「ん…ここは…?病院か…?」
青年の名前はアレック・ウィスラーまだ17歳だ。アレックは1週間前に事故で病院に運ばれ今日やっと目が覚めたのだ…
「そうだ…あのとき……ん?」
アレックはすぐに異変に気付いた。 まだ昼だというのに空は暗く病院の中は静か過ぎる…
アレックは体についたチューブを外し病室を出た…
アレックは驚いた…
病院には人の気が全くない… しかし、器具などはさっきまで使ってたかのように置いてある…
(なにかあったのか?)
アレックは色々考えながら歩いていると病院のエントランスまで来ていた。

アレックはここにいても仕方がないので病院の外にでた…そこには無残な光景が広がっていた…! 車は玉突き事故でグシャグシャになり道路を塞いでいる…車の回りには20人ほどがあお向けになっていた…
「なんだこれ…?いったいなにが?」
アレックはこれがただの事故とは思えなかった。 病院の前は車で道が塞がれているので病院に戻り別 の道を探すことにした…
「相変わらずこの病院広いなぁ…」
アレックは1度この病院に来たことがあり、迷ったあげく1時間後に帰れた。それほど広い病院だった… しかし、出口は思いのほか早く見つかった。 アレックがドアノブに手をかけようと近づくと… ガタッ 右手の部屋から物音がした…アレックはおそるおそるドアを開け、部屋に入った…
誰かいるんですか?いたら返事してください…
しかし、返事はなかった…奥にいくとカーテンが架かっているベッドに人影が見えた…
アレックは震える手を押さえカーテンを引いた…!

シャアア- アレックはカーテンを引いた…
「?!」
アレックは夢をみているかと思った…
クチャ…グチャ
ベッドのシーツは血で染まり…人が人を食べていた! 男が相手の頭を食べ終えたとき男の顔がアレックを向いた…
「ヒッッ…」
男は皮膚がただれ目が飛びでている… (ヤバイ…) アレックはとっさにそう思い部屋を飛び出した! アレックは100メートル程ある廊下を走り抜け突き当たりの部屋に入った! ァハァ… ァハァ… アレックは緊張で異常に息が上がっていた…
「なんだよ…あいつ…」
アレックはパニックになっていた…無理もない人が人を喰うなんてニュースの話しだけだと思っていたのだから… 10分たったろうか?いや、5分もたっていないかもしれない…アレックは息を整え、追い掛けて来ていないかドアノブに手を掛けた。カチャリ どうやら追いかけては来ていないみたいだ… アレックは安心し椅子に腰掛けた… ダァン! ドアが開いた!さっきの男だ! こちらに向かってくる!ガタッッ アレックは棚にぶつかった… アレックは瓶に目がいった…sulfuric acid(硫酸)と書いてある… (硫酸…) アレックは硫酸を手に取り男に投げつけた!バシャァ 瓶は男の顔に当たった! 男は少しもがいたが、すぐこちらを向いた…ただれた顔がさらにただれ、顔の原形をとどめていなかった…

アレックと男は机を挟んで向かい合った…ガタッッ! 男は机を飛びこえアレックを襲った!
「ぐわっ!」
アレックは男に押さえ付けられいまにも噛まれそうだ!
「クソォ!」
ドカッッ! アレックは男を蹴飛ばし部屋をでた! 出口まで走り病院を出たが男はアレックを追い掛けてくる!
「ハァハァ…なんだあいつ!?」
アレックと男の距離が3メートルになった! ダンダンッッ! 男は倒れ動かなくなった…
「こっちだ!」
アレックは助けてくれた男に促されビルの前に走った!
「ありがとうございます…」
「ケガはないか?」
アレックは頷いた…。
「オレはアンディだ。よろしく!」
「あいつは?」
アレックはアンディに1週間の出来事を聞いた…3日前に町にはゾンビが溢れ、町は壊滅状態になっていたのだ… アレックは信じれなかったが現実を受け止めるしかなかった。
「これからどうするんですか?」
「とりあえずラクーンモールにいこう!そこならまだ安全だ…お前の服も調達しなきゃな…。それと…」
アレックはアンディにハンドガンをもらった。
「さぁ、モールにいこう。」

□un title2
┗[#2]

戻る