2005年5月の日記

2005年5月30日(日)
 今日も晴天です。早朝からコチドリの様子を見に行きます。
先日、Psukeさんが観察をされていたときに道路を越えて側溝に落ちた1羽を探しますが見つかりません。他の3羽はいつものところで盛んに餌をとっています。かなり大きくなっており、その姿は遠目には親鳥と変わらなくなってきました。
確認をした後、Psukeさんに聞いて小郡のケリを探しに行きます。教えていただいたところを探しますがいません。しかたないので再びコチドリに戻ります。
車の中から見ていると突然親鳥が騒ぎ出します。なんだろうと良く見てみると、奥のほうの水溜りにシマヘビがいます。頭を持ち上げて水を飲みに来ていたスズメに襲い掛かります。コチドリの幼鳥もすぐそばにいたので親鳥がすぐに間に入って幼鳥を守ります。
それから20分ほどシマヘビが出て行くまで親鳥の威嚇が続きました。
 


2005年5月23日(月)
 コチドリのヒナが生まれて1週間が過ぎました。黄金川のポイントに出かけてみました。
親鳥がいつものところで子供たちを見守っています。子供たちは彼方此方をチョロチョロ動き回っています。4羽とも大きくなって元気です。何事もなければ親鳥はじっと見ているだけですが、時々他の鳥が入ってくるとスズメ、ヒバリなどはすばやくおいはらいにかかります。
今日はじっと見ているとカササギが真上の電柱にやってきました。親鳥たちはけたたましく鳴きながら、擬傷(?)を繰り返します。子供たちはその場でまったく動かなくなります。しばらくしてカササギがいなくなると親鳥の合図とともにまたえさ探しが始まります。少し羽ばたくような行動もしています。飛べるようになるまでもう10日ぐらいでしょうか。
 


2005年5月19日(木)
 今日は仕事で福岡市内に行きます。
天気は上々、少し早く出て名島の海岸に寄ってみることにします。
以前営業で回っていたのでだいたいの場所はすぐにわかりました。河口のコーナーの所の岩場にキョウジョシギとチュウシャクシギがいます。岩場で盛んに餌取りをしていて逃げません。
他の海岸だとこの距離では撮影できませんがここは本当に近いですね。
しばらく撮影をしていると散歩の人が声をかけてこられます。話をしているともう少し行った所の岩場でも撮影されている方がいるとのことでしたので行ってみる事にします。
学校裏のこの場所も聞いてはいましたが、ここも鳥との距離が近いですね。Kisitamannさんが鳥を見ておられました。以前からHPの掲示板でお名前は拝見していましたがお会いするのは初めてでした。いろいろとお話をさせていただきながらキョウジョシギ、チュウシャクシギ、トウネン、ハマシギ、キアシシギなどを撮影します。
ここはコアジサシも盛んに近くを飛んでくれます。何とか飛び物をと400ミリを出してきて挑戦しますがなかなかピシッとしたのは撮れません。かなりの枚数撮影しますが帰ってみてみるとブレとボケばかりでほんの数枚何とか見れる程度でした。また挑戦です。
 


2005年5月15日(日)
 今朝は甘木市の一斉清掃の日です。朝から地元の川掃除に駆り出されます。村内の小さな川ですのでそれほど汚れてはいませんが、昔に比べると水質が悪くなっているのか、藻が非常に多くなってきっているようです。佐田川も最近はペットボトルや発泡スチロールなどのゴミが多く、鳥見に行くたびにがっかりする事が多くなりました。
いい天気ですが出遅れましたので、小郡の水田にシギを見に行きます。20分ほどで到着しますが水田にはアオアシシギが3羽いるだけでした。数カット撮影して佐田川に戻ります。
佐田川でもアオアシシギ、キアシシギがいるぐらいで目新しいものは見つかりません。
黄金川に入っていくとコチドリがいつもの場所にいません。探しているとなにやらチョロチョロと動くものがいます。双眼鏡で覗いてみるとコチドリの赤ちゃんです。かわいいですね。まだ生まれたばかりのようで、少し歩いては尻餅をつきまた少し歩いては尻餅をつくといった状態です。
お母さんが鳴いて合図を送ると一斉にお母さんの羽の下に潜り込みます。
お母さんのお腹の下から何本もの足が出ています。しばらくすると1羽づつ出てきてはまた彼方此方へと遊びに行きます。その間親鳥はちょっと高めの場所で子供たちを見張っているようです。無事に成長してくれるといいのですが。
 


2005年5月14日(土)
 今朝はちょっと曇り気味ですが久しぶりに佐田川に早朝鳥見です。
6時半過ぎから周ります。川を上り始めてすぐにアオアシシギが対岸でえさとりをしています。
今期初めての確認です。クサシギにキアシシギも近くにいます。さらに上流へ、堰の下でササゴイが魚を狙って構えています。川原に下りて撮影します。
黄金川に入っていくとキアシシギが鳴いています。まだいるようですね。さらにコチドリのポイントに行きますが、まだ同じところですわっています。先週の日曜日に見つけていますのでもう一週間以上座っています。いつ生まれるのでしょうか。楽しみです。
 


2005年5月13日(金)
 今日は午前中休みをいただいて佐賀に行きます。
東与賀の海岸に夏羽のシギを見に行く事にしました。満潮が11時ですのでそれまで田畑のほうのクリークを見て周
ります。海岸のすぐ横のクリークでツルシギを見つけます。6羽います。みんな夏羽になっています。まるでアイシャド
ーと口紅をつけたみたいで綺麗です。どおしてこんなに変わるのでしょうか。しばらく遊んでもらってから、海岸に出て
みます。
チュウシャクシギの大群の中にオオソリハシシギ、ムナグロ、ダイゼン、ダイシャクシギなどが見えます。まだ遠いの
でムツゴロウの写真に挑戦しましょう。空中に飛び上がったところを狙いますがなかなか難しいですね。ムツゴロウ
に一生懸命になってると近くにハマシギが降りてました。綺麗な夏羽です。潮とともに鳥たちが岸に近づいてきま
す。ダイゼンの白と黒が綺麗ですね。その中にちょっと色づきのいいのがいます。目ダイチドリの夏羽のようです。綺
麗ですね。
 


2005年5月8日(日)
 うす雲が広がっていますがまずまずの天気です。
今日は10時ごろ仕事が入っていますので朝だけの鳥見になりました。
福岡の公園ではサンコウチョウやマミジロが出ていると言うのに、残念です。時間がありませんので近場の佐田川を周ります。
小田橋からあがって行きますが、すでに釣り人が入っています。さらに上に上がると川原の木からササゴイが飛び出します。今年はじめてみます。やってきているんですね。
堰のところでキアシシギを発見、何枚か撮らせてもらいます。対岸にアマサギも数羽餌をとっています。夏鳥が多くなってきました。それに比べクサシギはこの頃まではたくさんいたのに数が少なくなってきているようです。金曜日の雨で水かさが増しているせいかあまり鳥はいません。
黄金川に移動します。こちらにはキアシシギがたくさん入っています。カワタケの養殖場はその鳴き声で賑やかです。探してみますがキアシシギばかりのようです。他のシギも入ってくれるといいのですが。
コチドリが小石のところでしゃがんでいます。いっこうに動こうとはしません。どうやら先日からいつもここで2羽いましたので繁殖に入ったのかも知れません。楽しみです。
 


2005年5月4日(水)
 今年の連休はいつもと違ってすばらしい天気が続きます。
今日は西区の今津まで遠征をして見ます。あまり期待はできませんが午前中ということで出かけました。
二つ池から入っていきます。いつものメンバーはいますがこれといって変わったのはいないようです。オオヨシキリが盛んにテリトリーを争っています。オオヨシキリも撮りたいのですがとりあえず水門のほうを覗いてみる事にします。アオアシシギ、ソリハシシギ、チュウシャクシギなどがいます。それぞれ何枚か撮りますが、これといったのがありません。
水門のすぐ横でもオオヨシキリが囀っていますので撮る事にします。だいたいシンギングポストは決まっているようですので光線の具合を見て移動し、車の中から撮影します。
特徴の赤い口の中を撮りたかったのですが、なかなかうまくカメラのほうへ口を向けてくれません。潮がひいてきているのでコーナーのほうも見てみたいのでオオヨシキリはここで終了です。
堤防に上がってコーナーに向かいます。コーナーの手前でとさまるさんが鳥見中でした。少しお話をさせていただいて夏場のタゲリを教えていただきます。
時間もないので急いでいくと教えていただいたとおりに水田の横でじっとしていました。何枚か撮りましたがいっこうに動く気配がなく、時間も押し詰まってきましたので帰る事にしました。
 


2005年5月3日(火)
 今日から連休に入ります。子供の剣道の関係で10時ぐらいから出かけます。
時間が遅いので大野城に行きます。
天気は上々、駐車場につくと周りでキビタキが鳴いています。デジスコの準備をして声のするほうへ登っていきます。
先日撮影した杉林の中で鳴いているようです。上り坂は息が切れます。やっと杉林に到着です。奥のほうで鳴いて
います。双眼鏡で探しますがなかなか見つけられません。声が良く響くので特定するのが難しいですね。
じっと座って見ているとやっと移動してくれました。
暗かったり、そらぬけだったりしてプラス補正をしなければなりませんが何とか撮影できました。しばらく遊んでもらい
ましたが次第に鳴き声もしなくなりロストです。
山を降りていくと、先日お話をしたSさんにお会いします。ちょっとお話をしていっしょに車道を登っていきます。キビタ
キのポイントをお聞きしながら見ていきますが、先ほどまで盛んに囀っていたという鳴き声も12時をちょっとすぎたあ
たりからぴたりとやんでしまいました。
上のほうでSさんと別れて下っていくと、また杉林で囀っているのが聞こえます。坂道がきついのですがもう一度挑戦
です。挑戦した甲斐があってもう一度撮影させてもらいました。
駐車場まで戻ってきてカメラを下ろそうとすると頭の上から黒いものが飛び出します。飛び出したところを見るともう1
羽飛び出して道を挟んだ向こう側にとまります。慌てて木の下に行くと太めの枝の上でオオルリの♀が青虫をくわえ
て、盛んに木に打ち付けています。虫を殺して食べるみたいですね。何枚か撮影させてもらいます。
  


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