私にとって15日間の旅は体力の挑戦でもありました。敦煌、鳴沙山の砂山に立った時、自然のあまりにも美しい姿に肩の力
がぬけ、新疆ウィグルの風に身をまかせ旅を続けることが出来ました。
タクラマカン砂漠の横断
ことなく眺めて自分探しの13時間でありました。
は最高でした!
に焼き付けて、又ゆっくりとシルクロードを学習してみよ うと思います。長い間ひとりひとりの健康を気遣って案内して下さった
宮下さん、そして12名のツアー仲間の皆様、家族旅行の様な楽しい思い出をありがとうございました。
<シルクロードの出発点 西安にて 9.13>
香妃墓(カシュガル)
シルクロードの旅に参加して
安 藤 英 治
少年時代、学校で使った新世界地図を見るのが好きだった。
地図をながめていると、いろいろな所に旅が出来るからだ。いつも気に
なっていたのがユーラシア大陸だった。中国に渡ってしまえば、陸路で
ヨーロッパまで行くことを何度も地図の上で、いく通りかの道をたどり想
像をふくらませ、いつか大人になったら行ってみたいと夢をいだいていたことがありました。
20年前、NHKで喜多郎のテーマ音楽に乗って、シルクロードが放映され少年時代の夢が突如よみがえった。NHKのシルク
ロードに釘付けになった。名古屋で行われた写真展も観にいったこともあり、またもやシルクロードへ行ってみたいと思うように
なった。
ある時に行かなければと思い、すでに旅して来た人の話を参考にし、いろんな旅行社のパンフレットを検討した結果、自分の考え
ていたシルクロードのコースにピッタリの今回のツアーに参加することにした。
イントを5〜6日で廻ってしまう身に楽な旅も多く出まわっている。時間の余裕がないから仕方がないかもしれないが、シルクロード
は時間と距離を体で感じることが、本当のシルクロードを観ることが出来ないことをこのツアーで実感した。
今回の旅は、西安から敦煌までは飛行機だったが、敦煌からは列車とバスを利用し、時間と距離・人々の生活を体で感じ、トル
ファン、ウルムチ、カシュガル、ホータン、ニア、クチャを廻ることが出来た。
の旅、そしてカシュガルからホータンに向かうバスの旅では、天山南路を玄奘三蔵法師がこの路をこの地形をどんな想いで乗り越
え歩いていったのか、また旅人がオアシスを見つけた時、どんなによろこびの顔を見せたのだろうかと思う気持ちにされる旅でした。
20年前のNHKテレビのシルクロードがらすればずい分近代化されてはいるが、奥地、クチャ、カシュガル、ホータンは今まだ自分
が思っていた少数民族の生活、シルクロードが残されていて感動した。
シルクロードも近代化されたといっても、気候の厳しさ、食べ物の違いにより体調をこわす人も多くあると聞く。しかし今回の旅行は
宮下添乗員さんの参加者への気付かい、たとえば高地へ向かう時、乾燥に対する対応等、こまかな体調に対するアドバイス、心遣
いにより全員が(81才の方2名参加)何のトラブルもなく、元気にシルクロードを踏破できたことをとても感謝しています。また手配し
ていただいた現地ガイドさんの気付かいも大変よく、一生懸命解りやすく説明していただき大変満足しました。
今回の旅行で本当に多くの皆さんに助けられお世話になり、無事帰国出来ることを感謝します。本当にありがとうございました。
シルクロードはまた来たい!!
特にカシュガル、クチャ、敦煌…
オアシスにて(カシュガル付近)
オアシスにてハミ瓜スイカを売っていた(カシュガル付近)