自作オープン生活のススメ

ボロボロの中古で購入し、メンテナンスもほとんどしないのに、
故障知らずのわんぱくジムニーですが、
生産から25年以上経過し、さすがにガタが出始めました。


すべてを記録しているわけではありませんが、
今までのトピックスを記載してあります。
新しい順に並べているので、下から見ていくと時系列になります。


'24/03 グローブボックス蓋修理

コバックでの1時間車検を無事に終え、数日後に届いた車検証を収納しようとグローブボックスを開けると、蓋が取れてしまいました。
この蓋は、ダッシュボードへの取付け部分が一体のヒンジ成形になっているのですが、ヒンジが劣化してしまい完全に切れてしまっています。
「蓋などなくてもイイか」とは思ったのですが、一応ヤフオクで調べてみると、出品されているのは同じように壊れた蓋ばかりで、しかも結構なお値段。
誰がこんな物買うんだ?とは思いますが、これも「ジムニーあるある」のようです。

仕方がないので、自分で修理することに。
まずは、近所のホームセンターで、適当なサイズの黒いDIY用蝶番を購入。
オリジナルの蓋は3か所をビス留めするようになっていますが、左右の取り付け穴を利用して2か所で固定する仕様にしました。
まずは、ビスが通るように蝶番の取り付け部分の穴をヤスリで広げて大きくします。
次にこの穴がダッシュボードのビス穴と同じ位置になるように確認して、蓋の裏に蝶番を取り付ける位置を決めます。
当初、蝶番は蓋の裏側に両面テープで固定しようと考えていたのですが、ちょうどRの付いている部分なので、接着強度が不足してしまいそうです。
仕方がないので、蝶番の穴を生かして蓋にビス止めすることにしました。
位置決めした蝶番の穴位置に合わせて蓋に穴をあけ、M3のビス&ナットで固定します。

両サイドの蝶番の取付けが終わったら、いよいよダッシュボードへの取付けです。
合わせてみると、取り付け穴はドンピシャ!
蓋の左右にあるストッパーと穴位置が多少ずれてしまったようで、開閉にシブミが出てしまったので、取り付け位置を微調整して、取り付けは完了。

今までどおり開閉できるようになり、ちゃんとロックもかかるようになりました。
オリジナルの状態と比べると、蓋の下の方が数o少し浮き出た感じにはなっていますが、元々いい加減な作りなのでまったく気になりません。
蓋の下の方にはM3ビスの頭が出ていますが、黒いビスを使用したので目立つことはありません。

'23/06 ウォーターポンプ交換

いつものように朝、勤め先に向かって走っていた時、突然異音が発生。
とりあえず、そのまま走行して駐車場まで辿り着き、すぐにボンネットを開けてみると、ラジエターファンの回転が異常です。
エンジンを止めてファンを確認してみると、グラついているようです。
ディーラーに電話してみると、「たぶんウォーターポンプだから、そのまま走っているとクーラントが漏れてオーバーヒートする。」とのこと。
仕方ないので、仕事が終わってからJAFを呼んで、ディーラーまで運んでもらいました。

とりあえず車を置いて帰ると、数日後に連絡があり、「車体番号からウォータポンプを取ろうと思ったが、純正も社外品も生産終了し、在庫もない。」とのこと。
最悪、エンジンの載せ替えを考えざるを得ない状況になってしまいました。
この車のウォーターポンプは、ファンベルトではなく、タイミングベルトで回すタイプになっています。

んな時、ヤフオクに年式の近い車体から外したウォーターポンプが出品されているのを発見。
右の写真は、合うかどうかわからないまま駄目元で落札した中古のウォーターポンプ。
ガスケットも付属していました。
ディーラーに持ち込んでみると、これがビンゴ!取り付けることができて、なんとか修理することができました。
ついでに、そろそろ交換しようと考えていたタイミングベルト一式を交換して、無事修理完了。

年式は、壊れたウォータークーラーと変わらない部品ですが、もうしばらくは走ってくれそうです。
オイルの染み出ていたエンジンヘッドのガスケットも交換して、少し若返ったジムニーでした。
ついでに、壊れていたクーラーのコンプレッサーなど重い周辺パーツを取り外してもらって、軽量化も完了!

'22/12 二度目?の還暦

クリスマスも終わり、暮れも押し迫った頃、ODOメータが「00000」になりました。
80,000q程度の中古で購入してから一度メーターが「0」に戻っているので、恐らく20万qに達したものと思われます。
購入前にメーターが一周していたとすると、30万qなのですが・・。

さすがに、あちこち修理が必要な状態にはなってきましたが、まだまだ元気に走ってくれています。

'21/10 フロアマット交換

運転席のフロアマットがボロボロになってきて、ついに足が引っ掛かるようになったので、交換を決意。
スズキのディーラーで確認してもらうと、運転席のみ入手可能とのことで、早速発注。

3週間ほど待って入荷の連絡を受け、購入してきました。
3,950円は、少し高い気もしましたが、受け取ったマットは柔軟性もあり、薄くなってペラペラのビニールと化していた古いマットとは段違いでした。
右側の古いマットは、縮んで一回り小さくなっています。
考えてみれば、製造から30年経っているわけで、良く保ったものなのですが・・。

持ち帰って、早速取り付けようと思ったのですが、上からフットレストが取り付けられているので、古いマットを取り外すことができません。
フットレストを調べてみると、フロアの下からナットで固定されていることがわかりました。
マットにもフットレストの穴などは開いていないし、標準装備だと思っていたフットレストはオプションなのでしょうか?

とにかく、フットレストを外さなくてはならないので、ジャッキアップして車体の下に潜り込み、ようやくマットを取り外すことに成功。
たかがフロアマットの交換に、ジャッキアップまでしなくてはならないとは思っていませんでした・・・。
フットレストは、元通りにマットの上から取り付けましたが、フロアに直付けして、マットを切り欠いた方が良かったかも?

右の写真は、フロアマットが新品になった運転席。
マットの黒さが引き立っていますが、どうせすぐに汚れて馴染むことでしょう。


'20/11 クラッチ交換・ミッションOH

数年前からクラッチの滑りが気になっていたのですが、不快感がついに我慢の限界を迎え、クラッチの交換を決意。

ディーラーに持ち込んで数日、クラッチを外したというので確認しに行ってみると、クラッチは一部分が溝がなくなるほどにすり減った状態になっていました。
組み込まれている吸収用のスプリングは、縮んでしまったのか、ガタついていて落ちてしまいそうです。

さらに、ミッションからのオイル漏れがあることが判明。
クラッチハウジング内部は漏れたオイルで真っ黒になっています。
オイルシールの交換にはミッションをバラさなくてはならないということで、オオゴトになってしまいました。

更に待つこと数日、ミッションを開けてみたところ、ギアも減っているので、交換した方が良いとのこと。
現物を確認してみると、シンクロのガイドギアがすり減ってバリも出ています。
このギアはセット販売になっていてそれなりのお値段なのに、3か所あるのでかなりの出費に・・。
中古ミッションの購入も考えたのですが、既に分解工賃はかかっているし、総費用はトントン、信頼性も不明確。
というわけで、ミッションのオーバーホールとなりました。

結局、一ヶ月の時間と15万近い費用をかけて、ミッションとクラッチは生まれ変わりました。
クラッチはかなり軽くなり、ついでに、割れてほとんどなくなってしまっていたプラスチック製のシフト軸受けも交換したので、シフトフィールは違う車かと思うほどカッチリしたものになりました。
「新車の時は、こんな感じだったのか・・。」 と、しみじみ感慨。
中古で購入して以来、大きな故障もなく健康優良児だったジムニーの初めての大手術でした。


'20/08 オーディオ交換

しばらく前からMDが使用できなくなっていたものの、ラジオはちゃんと聞けるので愛用していたMDデッキがついに沈黙してしまいました。
205の時に購入し、エランに移植して使用していたデッキですが、エランのオーディオを新調したのをきっかけに、ジムニーに再移植して使用していた物です。
車庫には、取り外した歴代のオーディオが保管してあったので接続してみたのですが、さすがにかなり古いのでどれも使用することはできない事が判明。

仕方がないのでヤフオクで探してみると、スズキ純正のカセットデッキが1円で出品されているのを発見。
試しに入札してみると、運良くそのままの金額で落札できてしまいました。(送料600円少々)
接続用のハーネスは付属していないので、これもヤフオクで購入(落札金額は、本体よりもはるかに高額)し、早速取り付けてみました。

写真下が役目を終えたMDデッキ、上が新任のカセットデッキ。

1円の出品なので最悪使用できない事もあると覚悟していたのですが、取り付けてみるとラジオはちゃんと作動します。
古いカセットテープを入れてみたところ、なんとこちらも現役!
かなり古いデッキだとは思うのですが、まあ、ジムニーにはピッタリでしょう。


追想

ワイパーの修理をして、以前、ウィンドスクリーンパネルを交換したことを思い出しました。
中古で購入してから3年ほど経った頃、雨上がりに走り出そうとすると、アクセルを踏み込んだとたんにペダルに乗せた右足の上に水が降ってくるようになりました。
おそらくどこかからか入り込んだ雨がダッシュボードの中に溜り、加速が加わると落ちて来るようです。
当初は、幌の取り付け部分からの水漏れだと思い、ダッシュボードの下にプラスチックの板を張り付けて、右足に直接水がかかるのを防いでいました。

ある日、動いているワイパーを見ていて、左ワイパーの付け根がベコベコ動いているのに気が付きました。
良く見ると、外板に亀裂が入り、ワイパーの動きにつれて開いたり閉じたりしています。
水漏れの原因はこれだったのかと気が付き、接着剤で埋めてみましたが、ワイパーを動かすとまた開いてしまい、役に立ちません。

写真は、当時の格闘の痕。
改めて見てみると、亀裂はパーツの左右両側から下方に向かって伸びています。
G17やシリコンなどの接着剤を試しましたが、どれも亀裂を止めることはできず、亀裂はどんどん進行して最終的にはパーツ取付け部分がグラグラに・・。
こうなってしまうとパネルを交換するしかありません。

仕方がないので、中古部品屋さんで中古のパネルを探して交換することに。
当時は、オークションなどもなかったので、何軒か部品屋さんに当たって同じ色のパネルを探し出し、送ってもらいました。
ガラスは入っていませんが、ワイパーなどのパーツは付いていました。

近所の自動車ガラス屋さんに相談すると、ガラスの入れ替えが可能だとのこと。
早速パネルを持ち込んで、フロントガラスを入れ替えてもらうことに。
作業しやすくするため、オリジナルのフロントウィンドパネルを外して台に置き、4人ががりでヘラをゴムシールに差し込んで剥がしてゆきます。
「さすがプロの仕事。」と感心して見ていると、突然、パキッという音がしてフロントガラスにヒビが・・。
ガラス屋さんは、こちらのミスだからとすぐに新しいガラスを買いに走って、購入したパネルに組み込んでくれました。
確か、交換工賃が7,000円くらいだったのですが、その金額でガラスまで新しくなってしまって、なんだか申し訳ないような・・。

何はともあれ、出来上がったパネルに組み替えると、雨漏りはピタリと治まりました。
そのパネルに付いていたのが、今回修理したワイパーなのでした。


'20/05 ワイパー修理

外出自粛でゴールデンウィークなのにどこにも出かけられないし、気温もかなり高くなって幌の脱着も楽になってきたので、懸案事項のワイパー修理にチャレンジすることにしました。

まずは、固定しているナットを外して、ワイパーを取り外します。
回転軸とワイパーの取付け部が固着していて素直には外れてくれませんでしたが、プライヤーを駆使して軸を押し込むことで外すことができました。
次に、回転軸受けのナットとパッキン類を外します。
右側の軸受けは、大きな障害もなくスムーズに作業が進行・・。

次に、ガタの出ている左側の軸受けに取り掛かります。
ワイパーを取り外してみると、軸受けの穴が削られてかなりの大きさになり、取り付け部分の外板には小さな亀裂が走っています。
そもそもこのウィンドスクリーンパネルは、当初からの物が同様の亀裂が3cmほどに大きくなり雨漏りがひどくなってきたので、中古で購入したパネルに交換した経緯があります。

固定しているナットを回してみると、なんだか右側のナットとは違う手ごたえが・・。
幌を外してウィンドスクリーンを倒してみると、軸受けパーツごと回転してしまっています。
窓枠の内側には、軸受けパーツの四角いフランジを受ける回転防止リブが付けられているのですが、ナットを回すとリブなどお構いなしに押し倒して回転してしまいます。

仕方がないので、内側のフランジをプライヤーで挟みながら、ナットを回すという二人がかりの作業となりました。
ところが、軸受けパーツのフランジをしっかりくわえることができず、攻守交代しながら何度チャレンジしても一向にナットは緩んでくれません。
CRC5-56を大量に吹き付けてみたりあれこれ試して、一時間近く悪戦苦闘・スッタモンダした挙句、「もう無理。」という結論に。

しかし、このままではせっかく車検のついでにディーラーで購入しておいたパーツの交換ができません・・。
そこで、最終手段を取ることにしました。 ナットの切断です!
ナットの一部を切断し開口部を作ってやれば緩むはず・・、というわけで、金ノコを用意して力技の作業開始!
一部を切り落とし、C字型になったナットを回してみると・・、固着したナットはまだビクともしません。 はぁ。
仕方がないので、反対側も切り落とし、ナットを4分割したところで、ようやく取り外すことに成功しました。
右の写真は、4つに切断されたナットと取り外した軸受けパーツ。
軸受けの穴は削られて広がり、ネジ部は腐食して一回り太くなってしまっています。
車の修理に、まさか金ノコを使用することになるとは思いませんでしたが、ディーラーなどには専用工具があるのでしょうか?
ナットなどは再利用しようかとも思ったのですが、一式購入しておいて良かった・・。

軸受けが外れてしまえば、あとは手順通りの作業です。
まず、この時のために用意しておいた補強用のステンレスプレートを取り付けます。
このステンレスプレートは、窓枠に4か所の穴を開けてリベット止めする構造なのですが、このためだけにリベッターを購入するのももったいないので、強力両面テープで固定してしまいました。
ボディの汚れはキッチリ落としておいたので強度が不足する心配もなさそうですし、防水面でもこの方が有利な気がします。
ちなみにこのプレート、事前に新しい軸受けのネジ部をセットして確認してみたところ、穴径が少し小さくスムーズにセットできないことが分かったので、ヤスリで穴を少し広げておきました。

次に、新しい軸受け(左右の軸パーツとリンクアームのASSY)を取り付けます。
あとは、モーターのリンクをはめこみ、、ワイパーを取り付ければ、完全復活。
必要のなくなったゴムブロックのワイパーストッパーも取り外して、視界スッキリ!
雨の日に使用してみると、作動音がしないので、動いていることを忘れてしまうほどです。
ジムニーのワイパーって、こんなに静かなものだったとは・・?!


'20/04 ゾロ目

ODOメーターの表示が、7並びになったので記念にパチリ!
実は、先頭に「1」が隠れているのですが・・。
手に入れた時は確か80,000q直前でしたから、我が家に来てから二十数年で10万q程度走ったことになります。
不具合が出た時にだけ基本的にDIYで修理しながら乗っていて、ほとんど手をかけていませんが、不動になってしまうこともなく、とてもタフなヤツです。


'20/04 鉄チン塗装

安くなった頃合いを見計らって去年のシーズン終わりに、ヤフオクでホイール付きの中古のスタッドレスを手に入れました。
タイヤは4年落ちですが、溝も残っていてヒビ割れなどもないので、まだまだ使用できそうです。

ところが、よほど保管状況が悪かったのか、鉄チンはサビだらけで、特に内側のセンターパーツとリムの接合部分はサビが積層になって、溶接部分などはサビのミルフィーユ状態!
とりあえず一冬使用してみたところ、走行に支障はありませんでしたが、このまま走行していたら鉄チンが崩壊するかも?というわけで、シーズン終わりで外したタイミングで、保管前にサビ止めを塗装することにしました。

まずは、ワイヤーブラシでサビを根こそぎ取り除きます。(体力勝負)
サビの大きな塊がどんどん落ちるので、ホイールバランスが狂ってしまうのではないかと心配になってしまうほどです。
一通りサビを落としたら、サビの粉や汚れを取り除くため、ホイールを水洗いし、日当たりの良い所で十分に乾かします。
完全に乾いたら、幅の広いマスキングテープを使用して、空気バルブとホイールに接するタイヤの側面に塗料が付かないように保護します。
これで塗装準備完了。

塗装には、サビ止め効果が高いというジンクスプレーを使用することにしました。
この塗料は、亜鉛を95%程含んでいて、メッキをかけたような効果があるということです。
スプレー缶を良く振って、プシューとスプレーを始めると、なんと凄い匂い・・。 模型用シンナーの比ではありません。
金属を含んでいて、吸い込むと体に悪そうだし、防護マスクは必須のようです。

せっかくマスキングしたものの、塗装を始めると大胆になってきて、タイヤに塗料がかかるのも気にならなくなってしまいました。
塗装直後はムラに見えますが、完全に乾くと一面白っぽいグレーになります。
実は、この塗料にはシルバーとグレーの2色があり、ジムニーなら濃いめのグレーの方が似合うだろうと思ってグレーを購入したのですが、考えていたよりもはるかに白っぽい、ガルグレーを思いっきり艶消しにしたような色合いでした。
本来であれば、この塗料の上から好みの色で塗るのでしょうが、もちろんそんな面倒なことはしません!
内側は、タイヤに塗料が付いたところで見えることはないので、マスキングもせずに塗装してしまいました。
スプレーは2本用意したのですが、1回塗りなら1本でほぼホイール4本の両面を塗装することができます。

塗料が十分に乾いたところで、タイヤカバーをかけて保管場所に。
塗装の評価は、来シーズンのお楽しみです。


'19/12 トリップメーター修理

ワイパーのスッタモンダのついでに、しばらく前から動かなくなってしまっていたトリップメーターの修理を決行。
以前思い立った時には、ハンドルポスト上のハザードスイッチが邪魔になってメーターパネルを外すことができず、断念していました。

このトラブルはJA11のアルアルらしく、ネットには大勢の方が修理方法をアップしています。
それによると、パネルを外すには、ハンドルポストを固定しているネジを外さなくてはならないとのこと。
ハンドルポストを固定しているトルクスネジに合うレンチを購入してきて、作業開始。
ハンドルポストをフリーにして少し下に下げると、メーターパネルは簡単に取り外すことができました。

ユニットからスピードメーターを取り外し、裏側に付いているトリップメーターのドラムの軸部分にシリコンオイルを注してグリグリ動かして馴染ませると、スムーズさが復活して、0-0-0-0にリセットできるようになりました。
ついでにメーター内部を掃除して、元通りに取り付ければ、完全復活です。


'19/12 ワイパー修理

左側のワイパーのガタが大きくなり、下がった時に窓枠からはみ出してしまうようになりました。
仕方がないので、ワイパーブレードに当てて止めるように、ゴムのブロックでストッパーを造り、ガラス面に両面テープで固定していました。
ワイパーを動かすと、ストッパーに当たるたびにゴンゴン音がしますが、ワイパーが下がりすぎることはなくなりました。

ところが、雨の日にワイパーを使用していたところ、突然、中途半端な位置で動かなくなってしまいました。 (左写真)
スイッチを操作しても、どのモードでも作動せず・・。
試しに右側のワイパーに触れてみるとビクともせず、完全にロックしてしまっている感じです。
ワイパーなしで走るとほとんど前が見えず、危なくて雨の日は乗れないので、一刻も早く修理しなくてはなりません。
これはモーターに違いないと考え、すぐにヤフオクで中古モーターを購入しました。

届いたモーターに交換する前に、一応、左のワイパーを手で動かして確認してみると、カクッと動いて遊びが復活したではありませんか!
ロックしていた右のワイパーも遊びが復活しています。
試しにスイッチを入れたところ、何事もなかったようにワイパーが動きます!

確認すると、左のワイパーの回転軸受けが変形してガタつき、このガタが原因で左右のワイパーを繋ぐリンクに死点が発生し、ロックしてしまったようです。
とりあえず、作動するのならモーターを交換する必要はないし・・。
購入したモーターは必要なくなってしまいましたが、そのうち出番が来るかも?

暖かくなって幌の脱着が楽になったら、ワイパー軸受けを交換しよう・・。


'19/06 サイドウインド・ドアオープナー修理

最近、窓の上下ハンドルがかなり固くなってしまい、特に上げる時に引っかかりができて、途中で逆に回してからまた回すという作業が必要になってきました。
おそらく、窓の上下機構がオイル切れでスムーズに動かなくなっているものと考え、ドアの内張りを外してみることに。

まずは、ネットで内貼りの外し方を調べてみると、作業手順を丁寧に記述しているサイトを発見。
ネジで止めてある、ドアハンドル・オープナーベース・ドアストッパーをそれぞれ取り外します。
ドアが大きく開くようになるので、最初にドアストッパーを外すと作業が楽になります。
窓上下ハンドルは、回転軸部分の隠れたところにある金属製のクリップを外すと、簡単に取り外すことができます。
知っていれば、なんということはないのですが、ネットの情報がなければ、かなり苦労したことでしょう。

写真は、外した内貼りと各パーツ。
内張りはプラファスナーで固定されているので、マイナスドライバーで簡単に取り外すことができます。

内張りを外すと、更にビニールが貼り付けてあるので、これを剥がしてめくり、ドア内部にある窓の上下機構のレール部分と回転部分にスプレーグリスをたっぷり吹き付けます。
ついでに、ドアロック部分とドアハンドル部分にもスプレーしておきました。
試してみると、ドアの上下が驚くほど軽くなり、固かったドアハンドルも心配なほどスムーズになりました。
ちょっとしたことですが、快適性がかなり改善されました。


'18/01 幌ホック外し 製作

年代物の幌は、ビニール素材が縮んでしまったのか、リアゲート(アオリ)を開けるためにホックを外そうとしてもなかなか外れません。
特に冬場はかじかんで指先に力が入らないため、時間がかかってしまいます。

簡単に外せる道具を考えて思い付いたのが、組み立て式の家具に付いていた簡易スパナ。
引っ掛かりなく幌の隙間に差し込めるように、スパナの先端部分を少し削って滑らかにして、実験。
ホックの隙間に差し込んで試してみると、思ったとおり少し力を入れるだけで、テコの原理でホックが簡単に外れます。

柄の部分には、強力な磁石を貼り付けた状態で熱収縮チューブを巻いて持ちやすくしておきました。
この磁石で、座席の下に張り付けておけば、いつでも使用できます。


'15/10 MS-07B 化計画 Vol.3

普通のジムニーだった車内にも、MS-07B化計画です。
ヤフオクでMOMOステアリング用のホーンプレートを見つけたので、青いタイプを購入してみました。
小さなホーンボタンの横には、余っていたジオン軍マークを張り付け、ハンドルの中央に取り付けました。

運転中は、「グフ」を意識することがなかったのですが、これでいつでも気分はランバ・ラルです。


'15/07 マニホールド交換

今までは、整備なし車検で済ませてきたわんぱくジムニーですが、今回はすんなり車検を通るというわけにはいきませんでした。
予備検査でエキゾーストマニホールドがダメになり、排気が漏れているいることがわかり、交換となりました。
古いマニホールドを見ると、3か所に亀裂が入り、特に集合管の首の部分は亀裂がほぼ一周していました。

どこか壊れるたびに必要な部分だけ修理してきましたが、これは全く気が付きませんでした。
それにしても、前回の車検は良く通ったものです。


'15/06 ビニール窓カバー

我が家の駐車場では北向きに駐車しているので、日中の日差しがもろにリアウィンドから差し込んで、車内が温室状態です。
スペアタイヤの辺りから、雨水も入ってくるので、これを解消できるカバーを作ってみました。

アルミコーティングのレジャーシートを適当な形状にカットし、上の部分にステンレスの洗濯ばさみを2個取り付けます。
ビニール窓のひさし部分をこの洗濯ばさみで挟んで固定し、後方の部分を立体的に張り合わせ、裾の部分をマグネットクリップで固定して装着完了。

日差しを遮るので、室内の温度上昇を防ぐのはもちろんですが、ビニール窓の劣化を防いでくれることも期待できそう。
雨漏りも、ほとんどなくなりました。


'15/05 スクーター積載

息子が使用することになり、スクーターを都内まで運ぶことに。
自分で乗って行けば良いのですが、少々遠いので、わんぱくジムニーで運ぶことになりました。

リアシートを取り外し、助手席を目いっぱい前に出すと、なんとか荷台にスクーターを載せることができました。
それでも、前輪が納まりきらないので、邪魔になるスペアタイヤをブラケットごと取り外してから、リアゲートの上に載せるように積載し、ベルトで固定すると、そこそこ安定。

50q程走行しましたが、ガタつくようなことはありませんでした。
「軽貨物」の面目躍如!


'14/07 MS-07B 化計画 Vol.2

次なるMS-07B化計画は、ランドセル。
スペアタイヤって、ランドセルみたいかも?
というわけで、ランドセル風タイヤカバーを作ってみました。

まずは、ヤフオクで安いスペアタイヤカバーを購入。
どうせ塗装するので、キズがあっても、汚れていても構いません。
手に入れたカバーに紙ヤスリをかけ、グレーのスプレーで塗装。
ジオン軍のマークは同じくヤフオクで購入し、切り抜き文字は、専門業者にロゴを指定して作ってもらいました。

これで、後姿もグフです。
本当は、四角いカバーが最適なのですが、そんなのないですよね・・。


'13/10 渡良瀬TTD参加

久々の渡良瀬TTDです。
今回は、台風の後でいつもの駐車場が水に浸かってしまっていたため、急遽違う駐車場になりました。
わんぱくジムニーには、2台の自転車を積んで参加。
息子と一緒に自転車で遊水池を一周したのですが、風が強くて前に進まず、ヘトヘト。

グフアンテナも、わかる人にはわかったようです。
奥の方には、ジムニーの大先輩が。


'13/08 MS-07B 化計画 VOL.1

ジムニーの水色って、なんだか「グフ」に似てるかも? って思ったのがきっかけ。
トヨタだって、シャア専用オーリス出してるし・・。
というわけで、わんぱくジムニーの[MS-07B化計画]発動!

まずは、ランバ・ラルの隊長アンテナを作ってみました。
アンテナは、5o厚のABSを切り抜き、削って形を整えます。
ベースの部分は、ブロックを削り出し、アンテナを取り付けてから塗装して完成です。
フロントウィンド枠固定用のフックを外してネジ止めすれば、取り付け完了。

「痛車とは違うのだよ、痛車とは!」というわけで、ガンダム好きの方には声を掛けられるようになりました。
ただ、幌を外す時にはアンテナを外さないといけないのが、たまにきず。


'12/09 シートカバー装着

購入当時からシートはボロボロ。
汎用の布カバーを付けていたのですが、これも破れてしまったので、ヤフオクで専用カバーを購入して、取り付けてみました。
ビニール製ですが、なかなかの質感で、室内が見違えるほどに。
ヘッドレスト部分にはスポンジを入れてふくらみを持たせ、さらにグレードアップ。

レールごとシートを外した室内は、なんだか他の乗り物みたい・・。
大きな人なら、リアシートで運転できるかも??
シートを外したついでに、シートレールを改造し、運転席をさらに1ノッチ分下げられるようにしました。

リアシートは使用しないので、セットのリアシートカバーはヤフオクで売って少しだけ代金回収・・。


'12/06 ビニール窓換気口

クーラーのないわんぱくジムニーは、窓を全開で走りますが、風が抜けないので、ヤッパリ暑い・・。
ビニール窓を開ければ良いのですが、ファスナーの開閉が面倒・・。

というわけで、ビニール窓を開けたままにできる方法を考えてみました。
ロールバーにタイラップを通して左右に2個のリングを作り、その輪にアルミのパイプを通します。
そのパイプにカーテン用のクリップを7個ほどぶら下げ、上の部分だけ開けたビニール窓のファスナー部分を等間隔に挟みます。
こうすると、ビニール窓の上端が斜め上に引っ張られ、雨が降っても水は侵入してきません。
よほど強い風雨の時以外、このまま走行・駐車できるので、ズボラドライバーには最適です。


'11/11 プラグ交換

エンジンが息をつくようになってきました。
なるべく安く済ませようと、原因となりそうなパーツを一つずつ交換して対応することに・・。
まず、デスビキャップを交換してみるも、効果なし。

プラグかな? というわけで、ヤフオクで購入して交換。
本来、ジムニーのプラグは、エンジンの上に載っているインタークーラーを外さないと交換できないのですが、ラチェットの延長軸を3本繋げたら、ホース類の隙間を縫って、ちょうど良い長さになりました。
プラグは3本ともかなりお疲れ状態。

プラグをすべて新しくしたのに、症状は改善せず。
結局、この後、プラグコードを新調して、ようやく元気になりました。
ケチらないで、一度に全部交換すればよかった・・。


'09/05 ねこ幌

最近、駐車中の幌の上が、近所のノラ猫のお気に入りの様子。
柔らかさがちょうどいいのか、黒くて暖かいのか、ドアを開けて乗り込んでも逃げず、エンジンをかけるまでどいてくれません。
荷台の幌の上から登って行くらしく、ビニール窓には爪の跡が・・。
それくらいはイイけど、幌の上でそそうしないでね。

そういえば以前、タイヤハウスの中に蜂が巣を作って、出先から戻ってくるたびに蜂の出迎えを受けたこともありました・・。


'09/05 すだれ

クーラーが壊れたままのわんぱくジムニーは、とにかく暑い。
大きなリアウィンドからの日差しを遮るすだれを取り付けてみました。
適当な大きさのすだれを100円ショップで買ってきて、センターアーチに取り付けたマグネットフックに吊るすだけ。
下の部分は丸めてリアシート後方に入れ、ビニール窓をまとめるための幌付属のベルトで留めてあります。
ビニール窓を開けても使用可能。
後ろが見にくい時は、フックから外してリアシートに垂らせば視界スッキリ。

サイドウィンドには、窓枠に両面テープで固定したフックに、小さめのすだれを装備。
こちらは、風に吸い出されてしまうので、走行中には使用できません。


'08/10 渡良瀬TTD参加

あまりイベントなどに出かける機会のないわんぱくジムニーですが、近場ということで、渡良瀬遊水地で行われたTTDに参加しました。

公道ではないので、フロントウィンドを倒して、公園内を走ってみました。
60q程度のスピードでも、目を開けていられないほどの風を受けます。
遅いけど、ジェットコースター気分・・。


'07/07 フリーホイールハブ・ハンドル 製作

購入当時は、面白がってオフロードに出かけたりしていました。
ところが、オンボロジムニーは、フリーホイールハブも固くなって、手では回せない・・。

楽に回せるハンドルはないものか? というわけで、造ってみました。
厚みの違う3枚のプラスチック板を貼り合せただけの簡単構造。
ハブの突起にはめてハンドルを回せば、固くなったハブも、片手で一発切り替え!