藤沢飛行場

平成16年5月に私は自転車に乗って藤沢飛行場跡である小田急江ノ島線善行駅辺りまで行った。
藤沢飛行場は小田急江ノ島線線善行駅(善行駅開業は戦後)一帯にあったゴルフ場
藤沢カントリー倶楽部を昭和19年に接収して作られた。
航空無線電波兵器の整備員養成目的の飛行場である。

藤沢カントリー倶楽部は藤沢ゴルフ株式会社が昭和7年に開設した18ホール約二十万坪のゴルフ場で、
昭和7年6月の藤沢カントリー倶楽部発会式当日は久邇宮、朝香宮妃の皇族二人が来場し、
多数の著名選手が招待されたという。

現在、ゴルフ場の施設で藤沢飛行場の司令部として使われていたグリーンハウスが
小田急江ノ島線善行駅近くの神奈川県立体育センターの施設として使用され、
裏にはリフトらしきものが残されていた。

グリーンハウスの近くには皇族用防空壕が残されており、防空壕の上に登って
通気口を覗いてみたが、土などが詰まっていて中を覗いてみる事は出来なかった。
グリーンハウスの下には地下壕があったが、半ば埋もれていた。

皇族用防空壕

  
正面より望む                  裏側より望む

 
正面向かって右側より望む         正面向かって左側より望む

  
 防空壕の通気口

藤沢飛行場司令部(グリーンハウス)

  
正面より望む                   中庭より望む

  
裏側より望む            裏側にあるリフトらしきもの


リフトらしきもの

 


 


  グリーンハウス下にあった地下壕




藤沢飛行場その二へ続く

戻る