青い瞳の深海魚
2005年4月2日 西湘

桜の開花宣言も出たし、寒さもだいぶ和らいできたので、久しぶりに西湘へ行きました。とりあえず魚の顔が見れればいいかと。

釣り場へ行く途中の杉並木を見ると、真っ茶色の杉の実がどっさり・大豊作。スギ花粉、早く終わってー (ToT)。かゆい目をこすりながら、釣り場へ着いたのは7時半過ぎ。
驚いたことにまだ誰も居ません。私が一番乗り、7時半過ぎなのに…、これって、釣れてないって事??。

ボーズの予感がしますが、取りあえずヒラメ狙いのブッコミ浮き釣り仕掛けを準備。エサの冷凍キビナゴを付けて沖に放り込んでおきます。ブッコミを待ってる間は子イワシでも釣れないかと、小針サビキを足元でシャクって探ります。
事前情報で、今年は子イワシが不漁とは聞いてましたが、小針サビキには何も掛かりません(T_T)。

ヒラメ狙いのブッコミ仕掛けを回収すると、エサの腸だけが食べられてます(-_-;)。誰の仕業だ??。更に放り込み直して回収すると、頭と針だけ残ってます(-_-メ)。

エサの冷凍キビナゴをぶっ込むと… → 腸だけ食べられてくる… → 更に続けると針と頭だけに(ToT)

日が高くなると釣り人が増えてきました。10月に隣でヒラメを釣ったお父さんも来ました。皆さんヒラメ狙いで仕掛けを投入しますが、釣れません。
このままではボーズか??。先程の小針サビキにコマセ付けた、トリックサビキにしたらやっとアタリ!。竿先がグングンっと引っ張られ、上げて見ると
ウミタナゴでした。15cm位。その次は、キ…キタマクラ…(-_-メメ)。

 

その後、小魚のアタリがなくなりました。ふと、目を沖にやると、長細い少し大き目の魚が泳いでいます。魚体のシルエットから…ウナギ?サメ?サワラ?タチウオ?。その後、潜ってしまい見えなくなりました。

しばらくすると常連のお兄さん達が、タモを持って駆け寄ってきました。見ると、さっきの細長い魚が水面にゆらゆらと浮いてきています。タモを入れると、すんなりと捕まりました。見てびっくり、体長は80cmくらい、
深海魚だそうです。歯が鋭く、瞳は宝石のように綺麗な青色をしています。



 

深海魚は地面の上をクネクネ・ゴロゴロと転がります。みんなで写真を撮った後、リリースされました。
常連のお兄さんのコメントでは、昨年、ここで深海魚が出た後に地震があったと言ってました。#釣り場で津波には遭いたくないぞー…(-_-;;)。
リリースした深海魚は、しばらく近場を回遊して居なくなりました。ヒラメ狙いのお父さんは、こんなのが居たんじゃヒラメが逃げちまうわ、と苦笑いです。

取りあえず魚の顔は見れましたし、青い瞳の深海魚も見れて、リフレッシュできました


今回の釣果 
ウミタナゴ15cm 1匹(リリース)
キタマクラ    1匹(リリース)