ふぐが来たっ! 
水槽立ち上げの悲しい記憶


ふぐか我が家に来た日    2003年7月14日

ふぐの数  5匹購入 0.8センチ前後
食事    朝8時  1回     赤虫四分の一+クリルちょっと

水の状態  塩濃度1.012
      温度26度

水替えとか 3日おきに3リットルずつ交換


水槽立ち上げの悲しい状況

3日前からバケツに水をつくり
(カルキ抜きにはアロエ成分でできているという薬を使いました)
ふぐが来る前日に水槽に砂とか器具とか入れて水を入れる。

その時 水の状態は、白濁し向こう側が見えないのが数日続いた。
珊瑚砂は水洗い(できれば汽水かカルキ抜きした水で)洗ってから投入すると白濁しなかったようです。

・・・・・・これはかなりむちゃくちゃです。

そして    5日で3匹死ぬ 16日で残っているうち1匹も死ぬ。
       生き残りが現在いる 黒さん


たぶん正しい水槽立ち上げの方法


汽水つくりの塩濃度は、1.012じゃなくて1.008くらいとかもう少し低めからはじめたほうが水槽の水が出来上がるのが早かったかもしれない。
海水に近づくほどバクテリアの繁殖は遅くなる。

水槽に水を入れた次の日にふぐを入れるなどはやってはいけないことだ。
いわゆる 水槽の立ち上げ というのは 水槽内にバクテリアがある程度繁殖して、動物が生きていける環境を作ることをさす。
魚が入る一週間以上前から、水や砂、ろ過設備など魚以外のすべてをセットして空まわしを行い、バクテリアを繁殖させてから魚を入れるべきです。

その際、冷凍赤虫をお茶パックなどに入れて水に浮かせ、バクテリアの繁殖の手伝いをさせるとよいそうです(やったことないからわかんないんですけど)

安くないですけれど、亜硝酸試薬液・アンモニア試薬液を購入するとどのくらい魚に向かない水かがチェックできます。チェックしたところで すぐにどうこうできるわけではないので心臓にはよろしくないです。でもあったほうがいいかな。

我が家の場合に置き換えると、一週間のうちに亡くなってしまった
4匹のふぐがパックの赤虫の役目をしたといえます。
そんな悲しいことは、もうしたくないものです。


バクテリアが繁殖したかどうか、どうやってわかるんだったかな・・・。
とにかくバクテリアがちゃんといれば、亜硝酸やアンモニアを分解してくれるようになります。逆をいうと それらの数値が高くなるということはバクテリアの繁殖がうまくいってないということになります。

最初のうちはバクテリアが安定していないので、こまめな水替えをして水の安定の手助けをしてあげます。

水が出来上がると キラキラっていうか ぬめぬめっていうか すごい薄いあめ色になります。健康そうな水なのがわかると思います。


にあ的汽水の作り方

7リットルの水に人口海水の元を60グラムか70グラム入れると、濃度が大体1.004から1.008になります。水槽の中の濃度は水の蒸発と共に上がっていきますから、そのくらいの濃度の水を足すと、水槽の中は1.014くらいになります。(05年3月現在)

1リットルの水に8.75グラムの塩を入れると、濃度が1.008くらいの汽水になります。塩の種類によって違うらしいので自分のさじ加減を知るほうがいいみたいです。これは海水の四分の一の濃度らしい。

濃度計はメモリが1.000からあるものを使いましょう。値段が高いですけど、汽水の濃度がちゃんと測れます。ボーメ計というのも便利なんだそうですが、使ったことがありません。

バクテリアの元は最初の頃使ってました。高価な割に効果がわかりませんでしたが気休めには最適でした。


水あわせ
魚を水槽の中に入れるときのこと。




ショップから持ってきたやつをドボンと入れたら、水質や水温の違いがありすぎます。

まずは水槽の水の上に、ふぐの入ったビニール袋をクチを閉めたまま浮かべます。あたしは20ぷんくらい浮かべてました。
それから クチを開け 袋の水をちょびっと捨てて水槽の水を捨てた分だけ入れてまたクチを閉めて浮かべます。そしてなじませます。このとき袋の水を水槽に入れるのはやめましょう。ショップの水がナニかの病気を持っていたら大変です。それらの行為を三回とか四回とか繰り返して 最後にふぐを水槽に放しましょう。ここまでで二時間近くかかりました。もっと短くてもよかったでしょうか。

わーいと水槽に移っていくちびっこたちの姿がたまらなくかわいいです。


水槽の準備をするとき


水槽や水槽の中に入るものを洗剤で洗ったりしてはいけません。
できれば カルキ抜きした水や汽水を作ってやりたいところです。
生き物が住むところですからね。自然の水が一番です。





戻る