指定障害福祉サービス事業所サムリブ高岡
トップページ日々の活動風景/Daily Life in Takaoka>2016年5月    



5月29日(日) 今日は風の丘・石狩高岡でも風の無い真っ青な青空が広がる絶好の農作業日和です。こんな日はトウキビの種を蒔くに限る・・・。昨日の午前中、ロータリーとアッパーロータリーをかけた畑に夕方から雨が降り、畑は絶好のコンディション。午後、師匠のMさんがテーラー(管理機)にシーダーテープの作業機をセットして、やってきてくれました。イモの作業機と良い、シーダーテープの作業機と良い、装置のしくみに関心します!紐状の紙テープに40cm間隔でトウキビの種が埋め込まれたロールをセットすると、紙テープが畑に埋め込まれて行きます。後ろに付いた覆土用の装置を経て、その後ろに鎮圧用ローラーが付いているのもイモの播種機と同じ。あとはテーラーをまっすぐに動かして行くだけ。前には何も無い畑に、後ろのしっかりトウキビの畝が現れて行きます。この後は除草をしっかりやって、収穫を待つのみ。

 
5月25日(水) 曇って霧がかすむ早朝、墨絵のような静けさの世界が広がる。この時期にだけしか見られないアートが、田んぼのあちこちで広がっています。





 5月22日(日) 

 待望のビニールハウスが竣工しました!サムリブからの景色がすっかり違って見えます。明日からハウス内で作業が始まります。

 特に、真冬のハウス栽培に挑戦してみたい!
 

 高岡は今、アスパラが真っ盛り。日曜日の今日は集落の狭い道路をドライブとおぼしき車や、近くのゴルフ場へ通うらしい高級車、それにバイクが幾台も幾台も通って行きました。もう少しゆっくり、静かに走って欲しいですが・・・

 どんなビニールハウスが建ったのか見に来ませんか?



    
5月21日(土)

 昨日の夕方の空・・・高岡はサクラがほぼ終わったけど、夕日がサクラ色・・・
5月18日(水) 
 
 イモの播種から三日目。間に雨を挟んで今日は良い天気です。早く芽が出ないかなぁ・・・




5月15日(日)
 
 絶好の天気となったこの日、イモの播種(植え付け)を行いました。私たちの農業生産活動の「師」であるMさんご夫妻ら皆さんのご指導と作業援助を受けながら、初めての本格的な農作業です。見るものもすることも全てはじめて、機械の構造に感心したり、作業効率を上げるための準備作業に納得したり、の連続です。

 作業中は夢中になって種芋をカップに入れることに没頭し、畑の中からの高岡の雄大な景色を見る余裕も無いまま。ふと気がついたら、作業が終わっていました・・・。

 それにしてもポテトプランター(?正式名は不明)の構造はすごい!感心します。
 
 その構造とは・・・

 トラクターの後ろの作業機に乗った人の目の前に、ホッパーから種イモが出てきます。作業する人が一つ一つの種イモをチェーンのようにつながったカップに入れるとそのカップが順に降りていって、播種口で自然落下します。播種口の前には播種床を切る三角の「溝切り装置」がついていて、そこにイモとは別のホッパーに入れた肥料が一定間隔で落とされて行きます。チェーンのようにつながったカップから自然落下した種イモは、(左の写真の真ん中)、その後ろにある土を寄せる円盤で覆土されて行きます。さらに円盤の後方についたドラムで鎮圧されて、種イモの播種が完了するのです(左の写真の一番下)。トラクターが一定の速度で進むと、種イモも一定の間隔で畑に蒔かれて行きます。一列に並んで咲くイモの花列が美しいのは、この機械のなせる技のようです。

 何という構造!よく考えたものだ!
5月14日(土) サムリブの畑のすぐ横に小さな沢があります。その沢にな・なんと・・・オオバナノエンレイソウの群落を見つけました。これは貴重な群生です。

 〜オオバナノエンレイソウは、六花亭の包み紙の中の一つだよ〜 
 
5月15日(日) 昨日から気温が上がって来ました。畑の作業は芋の植え付けに急ピッチで準備を進めています。写真はチゼルプラウで起こした後に普通のロータリーをかけ、さらにその後アッパーロータリーをかけているところです。アッパーロータリーは床土を細かく砕いて整地するための機械。かけ終わった畑を見てこの作業を納得。表土がより細かく砕かれています。

 写真はアッパーロータリーをかけた部分と普通のロータリーをかけただけの畑の表土の違い。左がアッパーロータリーをかけ終わった部分で、右の白っぽい部分が未施工。
5月13日(金) 
 サクラと夕焼け・・・さっきまでの雨模様の空だったのに、夕方の一瞬日が差してきました。空の3分2が黒い雲で覆われているのに、残りの3分の1が夕焼けです。夕日が咲き始めたサクラを一層赤く染めていた高岡の夕暮れです・・・。外気温は低く、イモの植え付けはもう少し先になりそうです。
5月10日(火)
 
 畑起こし作業が始まりました。すでに今年の作付け予定の種芋のカッティングがヴィレジャーたちの手で終わりました。チゼルプラウによる起耕が終わったらロータリーをかけ、施肥を行って種芋を定植して行きます。除草、追肥、、、収穫まで作業が山積みです。

 サムリブの建物に隣接する、シップの丘を見渡す最も景観のすばらしいこの2町歩の畑が、私たちの夢の第一歩になります。


農地所有適格法人認可証
5月1日(日) 

 NPO法人サムリブは、ヨーロッパにたくさんある「キャンプヒル」をモデルにしています。「キャンプヒル」は「シュタイナー教育」で有名なルドルフ・シュタイナーが提唱した宗教哲学を基本とした障がい者支援事業で、キリスト教神秘主義の人たちがコミュニティを形成し、障がい者と健常者が農業を主体として、協働で生活を立てています。

 私たちは宗教者ではありませんが、幾度か訪問するうちにこのキャンプヒルで象徴される深い精神世界は私たちの目標になりました。支援をする者と支援を受ける者の区別がないこと、障がい者のみならず貧困や差別やその他、街に居場所や職の無い人たち全てに開かれた場所とすることなどを目標に障がい者と健常者が協働するコミュニティを創り、農業生産活動を行い、生産物の加工や販売を通じて、ここに集う誰もが経済的に自立すること、が最終目標です。

 キャンプヒルと違うのはただ一点だけ、私たちは地域に開かれた事業を目指します。ストイックで哲学的な生活をすることを目指しません・・・。

 ですから農業生産への取り組みは、目標に近づく大きな第一歩です。その第一歩となる「農地所有適格法人(旧農業生産法人)」の認可が下りました。連携法人である合同会社ヒッゲリに農地を持ち農業を行う許可が下りたのです。

 サムリブが高岡の地で活動を開始して4年が経過しました。 その間、大勢の皆さんから応援をいただいてきました。特に高岡地区町内会の皆さんには物心両面で暖かい応援をいただいています。深く感謝を申し上げます。
 
 農業生産活動が始まって、はれて農業者の仲間入りとなりました。ご近所の農業者の皆さんからはあらためて具体的な作業活動を含めて、応援をいただいております。本当にありがとうございます。私たちはこの高岡の地へ来て本当に良かった、今心から、そう実感しています。
サムリブ・風の丘に立つ
特定非営利活動(NPO)法人サムリブ
〒061-3481 石狩市八幡町高岡31番6
tlf & faks : 0133 66 3388
e-mail : samliv@lime.plala.or.jp
homepage : http://www12.plala.or.jp/nposamliv
http://www.facebook.com/nposamliv

<写真・記事の無断転写禁止>

トップへ戻る | 日々の活動風景/Daily Life in Takaoka へ戻るこのページのトップへ戻る